2.19 新日本プロレスになかなか来日を果たさずに、その去就が注目されていたバレットクラブリーダーのジェイ・ホワイトですが、米国の地 インパクトレスリングで大きな動きがありました。
何とタマ・トンガ&タンガ・ロアを裏切り バレットクラブが分裂してしまうと言う大事件が起こったのです。
この日の大会ではタマ&タンガvsカール・アンダーソン&ドク・ギャローズの新旧バレットクラブによる インパクト世界タッグ王座戦が行われたのですが、試合中に突如リング上に登場したジェイが、何と現バレットクラブの仲間である筈のタマに裏切りのブレードランナーを喰らわせタマを完全にKOしてしまいました。
そのまま試合は、タマがマジックキラーを受けて敗北。
確かに、なかなか来日をしないジェイに対して タマは苦言を呈していた事も有ったし、微妙な立ち位置のEVILサイドに立つ構えを見せた事も有りました。
一方のジェイも「リーダーである自分の意見が全て」と、他メンバーの勝手を許さない等の発言をしていた事も有ったので、お互いに思う所はあったのかも知れません。
我々ファンが思っている以上に、お互いにドロドロした感情が渦巻いていたのでしょう。
しかし 試合中に乱入して裏切りのブレイドランナーと言う強硬手段に出たジェイは、もはや後に引き返せません。
バレトックラブから、タマ&タンガを追放・・・とは恐らくならないでしょう
リング上ではジェイは、アンダーソン、ギャローズ、クリス・ベイの4人とToo Sweetポーズを決めて結託を強調したので、日本国内のバレットクラブ分裂が決定的と言えます。
国内のバレットクラブの頭脳部分である邪道も SNSで「こっちは試合前だってのにどうなってんだよ!?」と困惑しており、今回のジェイの行動は寝耳に水だった模様。
今後もジェイは、ずっとアメリカに留まり、アンダーソンらとアメリカ版バレットクラブを結成するのか、もしくは新たなユニットを結成して新日本とは距離を置くのか?
それとも いずれ日本で、二つのバレットクラブが対峙する事になるのか、別ユニットとして日米を股にかけ戦争に突入するのかは、現時点では読めませんが、今回のジェイの行動は前から懸念していた新日本からの完全離脱をも匂わせるので、余り歓迎はできません。
そのうち日本に帰って来て、元のサヤに収まると勝手に信じていただけに、この裏切りのブレイドランナーは物凄く残念です。
しかも こう言う事件が起こるのなら、せめて日本で起こって欲しかった・・・
ジェイの心は、もう日本に無いんだろうか?