何とも とんでもないカードの発表がされました。
丸藤正道vsウィル・オスプレイ
いやぁ これはお世辞抜きに、新日本プロレスとノアを普段から見ている人からすれば とんでもない極上のカードです。
オスプレイは以前から丸藤に、強いリスペクトの念を抱いている事を公言しており、先の新日本と米AEWの合同興行でケニー・オメガからIWGP USヘビー級を奪回して一つの因縁に区切りを付けた後に、改めて丸藤の25周年記念大会での丸藤との遭遇を口にした。
この時点では何も発表されてはいないので、あくまでオスプレイの希望と言う形でしたが「丸藤は子供の頃からのアイドル。彼と何かできたら。これでボールはノアに投げられた」と意味深な発言を残した事で、大きな話題を呼びました。
これは実は、既に水面下で話が決まっていた上での発言だったのか、オスプレイの一方的なフライング気味な発言だったのかは分かりませんが、この発言をキッカケに両者の夢対決の機運が高まったのは事実。
丸藤とオスプレイの対決を望む声が、一気に望まれる様になっていきました。
これがオスプレイのフライング発言と仮定するなら、他団体の選手との対決であるにも関わらず 王座を奪回して発言力の増した時期に敢えて発言する事で、その機運が高まっていく事を計算していたとしたら大した物です。
新日本とノアの両団体が周囲の期待を無視できない状況にまで、機運が高まっていたのかも知れません。
かくして9月17日の丸藤のデビュー25周年記念大会のカードとして丸藤とオスプレイの一騎打ちが発表されました。
オスプレイの発言があった事で、この大会で何かしらの形で初遭遇が有るのではないか・・・と思っていたのですが、まさかいきなりシングルマッチを組んでくれるとは思いもしませんでしたね。
これは嬉しい誤算というか、今年の1.4で実現したオスプレイvsオメガ並みの超ドリームカード。
この対戦が実現した事について丸藤は「今まで触れた事の無かったこの選手なら最高のプロレスが出来ると思っている」と最高級の相手だと賛辞するコメントを残しています。
当然 最初に丸藤の名前を口にしたオスプレイも この対決が実現した事については、興奮を隠しきれないでしょうね。
オスプレイのキャリアの中でも極めて重要な意味を占める一戦となりそうです。
丸藤正道とウィル・オスプレイ
この対決に関しては、それぞれの団体や軍団を背負った対抗戦うんぬんよりも辺に気負わずに、純粋に個人vs個人としてリングに上がって貰いたいです。
業界でも屈指の抜群の身体能力とプロレス頭を持った2人が織りなす極上のプロレスは、誰にも想像できない最高の試合となる事は間違いありません!
いやぁ 楽しみ過ぎます!