田口隆祐の得意技どどん
その どどんにも様々なバリエーションが存在しますが、その中でも最もド派手などどんでありながら 比較的知名度の低いどどんがあります。
くるくるどどん
最もインパクトのある名前のどどんです。
ラ・ミスティカの要領で、相手の周りを回転しながら空中で体勢を入れ替えて 相手の背後に着地するとすかさずどどんに繋ぐ技。
結局は単なるどどんですが、ラ・ミスティカからの全ての動作を含めて「くるくるどどん」となります。
初公開となったのは、2011年のCMLL世界ウェルター級選手権試合でのタイチ戦。
この試合のフィニッシュになった技こそが、くるくるどどんだったのですが、あの全く無意味な前半のラ・ミスティカにも驚きましたが、何と言っても田口がラ・ミスティカを出来た事自体に、かなり驚きました。
田口ってあんな事出来たんですね!!
それにしてもタイチって、くるくるどどんの餌食になったり ドドン・ジ・エンドの餌食になったりレアなどどんを あれもこれも喰らっている印象です。
やはりデビュー時の団体こそ違えど 同期と言う事で、田口もタイチに関しては何か思う所があるんでしょうか?
公開当時は”ラ・ミスティカ式どどん”と表記されていましたが、後に本人自ら、くるくるどどんと正式に命名。
相変わらず変な・・・もとい個性的なネーミングセンスをしてらっしゃる方ですね。
確かに、くるくる回ってから どどん!とは、してはいますが、ここまで擬音がそのまま技名になっているのも珍しいですね。
さすが田口と言う事にしておきましょう。
やたらと派手にクルクル回っているだけで、やっている事は結局、単なるどどんなんですけど
入り方のバリエーションが複数有るのは、面白いと思います。
実際に受けている相手にしても、試合を見ている観客からしても まさかここから
どどんに来るとは、予想だにしていないでしょうから、やはりインパクトは絶大。
何よりも何の関連性も無いミスティカをしてから どどんに移行しようと言う田口の発想にまず驚きでした。
これも非常に個性的な、田口のセンスでしょう。
どどんシリーズの中でも高難易度などどんだけあって 滅多に観る事の出来ない激レアなどどんなので、もし観れたらかなりラッキーです。
今後くるくるどどんを見る事は、出来るのでしょうか?
どうでも良いけど くるくるどどんと言う技名を見ると、NHKの幼児番組の”ぐるぐるドカーン”を連想してしまいます。