本当なら まもなく春の祭典 ニュージャパンカップが開幕していたのに、前半戦がコロナウィルスのせいで大会中止となった事で、大会自体が現時点でどうなるか分からない状態。
今回の大会中止は、賢明な判断だったとは言え
我々ファンもそうですが、選手達も同様に歯がゆい思いをしている事だと思います。
各選手が、それぞれ色々な思いを抱いていると思いますが、今年 初出場となる鷹木信悟が、面白い事を言っていました。
これまでの同大会は、優勝者がIWGPヘビー級、インターコンチネンタル、NEVERから好きなタイトルに挑戦できるのが、お決まりのルール。
今年に限っては、現在 内藤哲也がIWGP&インターコンチネンタルの2冠王となっている為に、優勝者は無条件で内藤の保持する2冠に挑戦する事が今年限定のルールとなっていました。
しかし鷹木が、発言したのは
内藤の持つベルトに興味は有るが、今 同じユニット同志で争う必要は無い
内藤が、自身の保持するNEVERにして欲しいと言う事でした。
これは斬新な面白い提案だと思います！
（同じユニットで争いたくないのか、争いたいのか、良く分からんが）
例年までは、優勝者が挑戦者となっていましたが
鷹木は、自分が優勝した暁には、内藤に挑戦者になって貰い
NEVERの価値をもっと高めたいと言うのが、野望の様です。
鷹木もゆくゆくは、IWGPやインターコンチネンタルに照準を絞ってくる時が来るでしょうが、今はNEVERに全精力を注ぎ込んでいるのが、常に全力ファイトの鷹木らしいですね。
新日本が、この提案にOKを出さなければ 鷹木が優勝した所で、この野望は実現しませんが、鷹木は全力でこのトーナメントを勝ちに来るでしょう。
一回戦の相手は、去年スーパーJr.で激闘を繰り広げた ウィル・オスプレイ。
一筋縄ではいかない相手とはいえ 鷹木もあの時のリベンジを虎視眈々と狙っていた筈です。
一回戦で消費するには、勿体なさ過ぎるカードですが、好勝負になるのは間違いありません！
そして最終的に見据えるのは、内藤哲也になりますが、こちらにも去年のG1で惜敗しているので密かに、リベンジの機会を伺っていたと思います。
もし鷹木の計画が実現すれば 新日本のパワーバランスも大きく崩れ 混沌としてきて面白い事に成りそうです。
そう言う側面もあるので、今年のニュージャパンカップは実に興味深かったんですが
大会中止は、非常に残念でなりません。
どうにか コロナウィルスも早く落ち着いて
スケジュールを組み直して 大会を実現出来ない物だろうか・・・・