どうなる日本プロレス殿堂会

この度 日本プロレス殿堂会なる物が、発足されました。

 

分かり易く言えばWWEの様に、偉大な業績を残したプロレスラーを殿堂入りさせ、後世に語り継いでいこうと言う機関で、現役のレスラーは勿論 引退した選手の保障も行うそうです。

 

そんな資金をどこから捻出するのか と言うと・・・各団体に、協力を仰ぐそうですが、現在ハッキリしているのは、色々な特典が受けられる有料制のサポーター登録です

ファンが資金源であり、ファンが選手達を支えると言う事なんでしょうね。

 

そして この会の発起人となったのは

LEONA(藤波辰爾の息子)

池野慎太郎(長州力の義理の息子)

嶋田紋奈(天龍源一郎の娘)による二世会のメンバー達です。

 

日本プロレス界に、名を残す3人のレジェント達の2世が、日本プロレス界を とりまとめとようと言うのは面白いですが、これならレジェンド3人が発起人となった方が、権威もあったような・・・。 

 

でも世代交代と言う面で見るなら これで良かったかもしれません。もし長州力が、会のお偉いさんで殿堂入りの選考員になったりしたら アマレス出身者で固められそうだし(笑)

 

・・・今 殿堂入りの選考員の話が出ましたが

肝心の殿堂入りの基準は、どうなっているんでしょうか?

その辺は、独自の選考基準と言う事で、名言はされていないんですよね。

 

不公平感を無くすために、選考基準を明確にしても良いと思うのですが何か問題でもあるんですかね? 

メジャーシングルタイトル獲得や プロレス大賞獲得などなど・・・色々と分かり易い条件を付けた方が、良いと思います。

グレーゾーンこそがプロレスと言えば、一理あるんですが。

 

 

こう言うプロレス教会的な機関は、あれば良いとは思っていましたが、過去にも幾度無く 利権や思惑が絡み 挫折してきたのが日本プロレス界です。

あの三沢光晴の事故を機に作られようとしていたライセンス制度すら ”無かった事”にされてしまったのだから今回も そう全てが巧くいくとは、思えないんですよね。

 

これで、もし殿堂会が軌道に乗り 機能していく事が出来たなら本当に素晴らしい事だと思います。

 

今まで どんな名レスラーや名参謀たちが集まっても 実現できなかった統一機関を2世達が、やり遂げた事になるんですから。