つい先日に行われた「新日本vsノア」の対抗戦の最中で、清宮海斗がオカダ・カズチカに対して放った背後からの顔面蹴り。
あれは賛否両論を呼び、両者の遺恨は深まるばかりですが、ここ最近は清宮の元に、誹謗中傷のDMが大量に送られてきていると言います。
誹謗中傷のDMと言えば、ほんの数年前に木村花さんの件があったばかりで、多くのプロレスファンが心を痛めていた筈なのに、今回のこの騒動。
まぁ確かに清宮のやった事は、オカダを振り向かせる為に、一番簡単で一番危険で一番ズルい方法だったと 個人的には今でも思っています。
個人の考えとして、そこは変わりません。
しかし それが誹謗中傷のDMを送りつけて良いという理由には絶対になりません。
清宮としても あんな事をやったと言う事は相応の覚悟をもってやった事だと思うし、批判が来る事なんか百も承知で、それを受け止める覚悟があったからこその行動だったのだと思います。
しかし批判と誹謗中傷は全くの別物
清宮の行動に対しての批判は、全然構わないと思います。賛否両論があっても当然です。
本人も覚悟の上なので、批判に関してはしょうがないでしょう。
しかし人の命すら奪う事もある人格攻撃を含む誹謗中傷なんかは、全くの論外で、清宮に対しては勿論ですが、他人に対してそこまでする権利は誰にもありません。
今回の件は、あの顔面蹴り自体に納得がいかない人や、オカダが仕掛けられた事に対する熱烈なオカダファン、単純に清宮やノアが嫌いな人
もしくは騒ぎに便乗してるだけの人
色々な人が、誹謗中傷のDMを送ったのだと思いますが、どんな理由があったとしても誹謗中傷だけは絶対に駄目です。
その手のDMをわざわざ本人に送りつけてる人達は、開示請求されて罪に問われる場合がある事を知ってるんでしょうか?
もちろん罰せられるから駄目!と言うわけじゃなく”人として駄目!”なんですけどね。
プロレス界が同じ悲劇を繰り返さない為にも今後こういう事は、本当に無くなって欲しいです。
せめてもの救いは「清宮は心を痛めてはいるけど、落ち込んではいない」という事でしょうか?
小島聡も驚く程のメンタルの強さを見せた清宮ですが、だからと言って誹謗中傷がピタッと止まる訳はないのだから、少なからずこういう事態になる事は覚悟していただろうし、批判は受け止めた上で、あそこまでやった覚悟のままに、突き進んでいけば良いと思います。
個人的には、あの顔面蹴りだけは擁護は出来ないですけどね。
でも やり方は別として清宮の覚悟だけは、あの時にしっかりと感じる事が出来ました。
周りの雑音に心を乱されることなく、清宮が一日も早くプロレスだけに、専念できる日が来る事を願います。