2006年に新日本プロレスが暗黒期と呼ばれていた時代に、打開策として新日本が立ち上げた別ブランド「WRESTLE LAND」
エンターテイメントを全面に押し出した別ブランドでは有りますが、WRESTLE LANDでエースとして任命されたのは、本興行の方ではまだACEとしての地位を確立前の若き日の棚橋弘至でした。
記念すべき第一回大会のメインイベントは、棚橋弘至vsタイガーマスク。
当時の新日本が持っていた手札の中では、新鮮さもあり華やかな面も持ち合わせている初対決のカード。
印象的だったのでは、棚橋が普段とは違うブランドだという事を意識した為か、いつものロングタイツではなく 黒のショートタイツとニーパッド、シューズで出てきた事。
そしてフィニッシュとなった最後の技オールアウトです。
相手を正面に水平に抱えた体勢で、上半身を捻りながら、相手の上半身を抱えている腕だけは放さずに、相手の下半身を振り子の様に振り回して サイドに、スクラップバスターの要領で落とす技。
サドンインパクトと同形だが、棚橋が使うとオールアウトとなります。
この技自体は、珍しい技でもないですが、棚橋がこんな力技を使う事自体が珍しいし、WRESTLE LANDの棚橋と 本興行の棚橋。
今の棚橋からは、少し想像しにくい技ですが、これは良いですね。
棚橋に頭から落とす技は必要有りませんが、スクラップバスター系の技は良く似合ってると思います。
今と違って当時の棚橋は、マッチョだったので、これまた本当に似合っていたんです(笑)
個人的に好きな技だったので、WRESTLE LANDが自然消滅した今
棚橋には、再びこの技を使って欲しいんですけどね。
ハイフライフローに次ぐ必殺技にしたって全然良いと思います。
もちろんマッチョなボディを取り戻すのを前提としてですけど。
余談ですが、WRESTLE LANDのショートタイツ姿の棚橋は色気もあってカッコ良かったので、今はブランドその物が消滅して 区別化の必要も無くなったのなら、いっその事 ロングタイツをやめてショートタイツにしてくれないかなぁ・・・と今でも密かに思っております。
こちらもマッチョなボディを取り戻すのが、大前提ですけど。