難易度は高いのに、いまや珍しい技でも無く 世界中で使われるシューティングスタープレス。
その考案者が、素顔時代の獣神サンダー・ライガーなのは、有名ですがライガーになってからの初使用は1990年
今の新日Jr.の礎とも言われるライガーVS佐野直喜との一戦です。
素顔時代の同期でありライバルだった2人。
ライガーがマスクを被ってからも激しくやりあってきて4度目の激突。
佐野に、IWGPJr.ヘビー級のベルトを奪われ 防衛戦でも返り討ちにされ今度こそ負けられない背水の陣で挑んだ佐野とのタイトル戦。
序盤からも激しい試合を展開し
ライガーがマスクを破られ 大流血すると言う今までには無い展開になるも最後は、ツームストン・パイルドライバーからのシューティングスタープレス!
華麗に宙を舞ったライガーが、勝利しベルトを奪い返すことに成功しました。
シューティングスタープレスを映像として観たのは、この時が初めてでしたが、とにかく格好良かったです。
しかも前に飛んで後方回転するんですよ?
もう意味が分からなかったです
アニメ好きのライガーが、北斗の拳のレイの技を観てシューティングスタープレスを思い付いたと言う逸話があり その後 新日道場で、山本小鉄さんに頼み込んでセーフティマットを購入して貰い 何度も何度も練習して身に付けたそうです。
今でこそ当たり前の技ですが、当時は有り得なかったし ヒットすれば絶対にフォールを奪える最高級の技で、決して乱発する事はなく 大一番でのみの使用で、ライガーとしては合計4度しか繰り出していません。
最後に出したのは、1994年で26年も前になりますが、晩年のライガーでもやろうと思えば まだ出来たらしいですね。
プールで試しにやってみたとか。
本当かどうかは分かりませんが、出来れば引退試合で最後に観たかったな~
数ある空中技のなかでも未だに、一番好きな技です。
ハヤブサやリコシェなどなど
ライガーよりも美しく高く 宙を舞う選手は、幾らでも居ますが、やっぱりライガーのシューティングスタープレスは、別格です。