獣神サンダーライガーの雪崩式フランケンシュタイナー

スコット・スタイナーが、日本でフランケンシュタイナーを初公開したのが1991年ですが、それ以降 国内外問わず多くのレスラーが、フランケンシュタイナーを使用する様になりました。

 

あれだけの技ですから真似るのは当然かと思いますが、獣神サンダー・ライガーも若い頃は、頻繁に使用していました。

 

そして1992年

ライガーとペガサスキッドとの一戦

ペガサスが、マスクを脱いで素顔になってからの初の一騎打ちです。

ライガーが、この試合でラ・ケブラーダを初公開したのにも驚きでしたが、コーナー最上段に座らせたペガサスに、両足で飛びつくと一気にフランケンシュタイナー!

会場中が度肝を抜かれた技で、完璧な3カウントを奪ってしまいました。

 

当時は、日本でフランケンシュタイナーが公開されてから日も浅く 通常でも充分に凄い技だったのに、それを雪崩式でやってしまうのだから誰もが驚いたと思います。

あの技を雪崩式でやると言うだけで、説得力は凄まじく 技を出せば必ず3カウントが入る一撃必殺の技でしたが、この当時は、それでも全く違和感もなく何度見ても凄いと思わせる技でした。

 

1993年に3代目タイガーマスクが、フォールを初めてハネ返してから徐々に、これで3カウントを奪える事は、無くなっていくのですが、これだけの大技・・・

繋ぎ技になるのは、おかしいと思います。

 

しまいには、本家ライガーの雪崩式フランケンの成功度も徐々に下がって行き 「パワーボムで叩きつけられるわ」「踏ん張られて一人ですっぽ抜けて落ちていくわ」で結構散々な目にあってました。

せっかく決まっても3カウントを奪える訳でも無く

無駄にリスクが高く 見返りの少ない技になってしまいました。

 

踏ん張られて一人で落ちていくのは

何か見ててライガーが、可哀そうでしたからね。 

知らない人が観たら

「この人一人でなにやってんの?www」てなるんでしょうか・・・

 

他の選手は、そこまで成功率も低くないのに

何故か本家のライガーだけ異常な成功率の低さ

 

これは一体どういう事だい!?