蝶野正洋「テメーのその黄色いタイツとカン高い声が気に入らないんだよ!」

1991年に行われた蝶野正洋vs馳浩

その試合前の一言です。

 

初開催のG1に優勝して一気にトップに躍り出た蝶野

一方トップグループの下位に、位置していた馳

 

その2人の対戦で、テレビ中継用の試合前の一言が、CM前にあったと記憶しています。

蝶野はまだ白タイツの時代で、ベビーフェイスです

この時点では、馳はまだまだシングルでは、闘魂三銃士に勝った事も無く 明らかに格下の相手。

その格下相手に、ガナリたてる必要も無いと思うのですが、ヒールの時ならまだしも この頃から蝶野らしい あのテンションで一気にまくしたてました。

 

蝶野ドスの利いた声で脳内再生して下さい。 

 

「オラ!馳!テメーのその黄色いタイツとカン高い声が、気に入らないんだよ!」

 

ヒールであろうが、ベビーフェイスであろうが、蝶野は基本あのスタイルなんですね。

  

・・・って言うか戦前に、相手を挑発するのは良く有る光景ですが。これってもはや単なる悪口ですよね(笑)

黄色いタイツはともかく カン高い声は、ほっといてあげて。

生まれもった声帯ですから!

声の事で文句を言う挑発アピール 初めて観ました。 

   

試合は馳も奮闘しましたが、そこはG1を勝ち抜いたばかりの蝶野が順当にSTFで貫録の勝利。

黄色いタイツのカン高い声の人に、負けないで良かったですね。

 

それにしても あのコメントは、適当に勢いで誤魔化したら あんな感じになっただけなのか

(新日本系のマイクで良く有る奴)

ウケを狙って言ったのか、本当に馳が嫌いで悪口を言いたかっただけなのか、本当の所は分かりませんが、あの当時でこういう挑発は珍しいかも・・・

 

大体「ブッ潰してやる」とかそんな感じでしたからね。

もし計算済みでの あのコメントなら蝶野は、やっぱり大したもんです。

 

マイクやインタビュー等で、余り面白い事は言わない蝶野ですが、唯一 観た瞬間に、笑ってしまった蝶野のコメントでした。