1.5 新日本プロレス東京ドーム大会で、長らくファンや選手達を混乱させてきたIWGP乱立問題が、遂に終結しました!
1.4で鷹木信悟からIWGP世界ヘビー級を奪取したオカダ・カズチカが、自作IWGPを掲げるウィル・オスプレイとの一戦は「リング上で勝った物が正義」のプロレスの流儀に従い 真の王者決定戦とも言える一戦。
(本来オスプレイの自作IWGPには何の権限も無いんですけど)
しかしベルトがどうこうよりも この2人の試合は、魂と魂のぶつかり合いとも言うべき大熱戦でした。
鷹木が練習しても出来なかったと言う 掟破りのストームブレイカーを成功させたオカカダも凄かったし、レインメーカーを抜群のタイミングでスパニッシュフライに切り返したオスプレイも凄すぎました。
最後は、ストームブレイカーとレインメーカーの高度な読み合いが続く中、遂にレインメーカーを炸裂させたオカダが、初防衛を果たすと同時に、真のIWGP世界ヘビー級王者となりました。
長らく新日本は、IWGP乱立問題に揺れていましたが、オカダが力で示した事で、その問題は。これにて終結です。
全てのファンが認めるIWGP世界ヘビー級王者は、オカダ・カズチカと言う事で間違い有りません。
鷹木は敗北を認めオカダの事も認めています。 オスプレイも敗北を認め自作のIWGPを手放しました。
鷹木&オスプレイに連勝した以上は、これに異論を唱える者は居ないでしょう。
このベルトを巡るイザコザは、本当にグダグダで有り得ない位に物議を醸し出しましたが、少なくともリング上に限っては、50周年に相応しい王者と挑戦者で、50周年に相応しい戦いの連続でした。
オカダは言うまでも無く素晴らしい王者であり、この2連戦で敗れた鷹木とオスプレイも素晴らしい元王者だったと言う事は、付け加えて置きたいと思います。
そして早くも次の挑戦者として現れた 内藤哲也との防衛戦も決定して オカダの新日本50年を背負った闘いは、まだまだ続きます。
鷹木との闘いもまだまだこれから
オスプレイとの闘いもまだまだこれから
ややこしいIWGP乱立問題も終結した事で、これからは純粋に、IWGP世界ヘビー級を巡る新たな新日本プロレスの闘いが始まっていく筈です。