G1クライマックス開幕戦で、ザック·セイバーJr.に敗れ 左膝内側側副靭帯損傷・半月板損傷により、G1序盤にして欠場の憂き目にあい、これまで欠場を続けていた制御不能男こと内藤哲也が、9日に記者会見を行い「ワールドタッグリーグ」から復帰する事を発表した。
早くても東京ドームでの復帰が濃厚かと思われていただけに、この復帰宣言は嬉しいニュース。
毎年盛り上がるG1とは裏腹に、新日本はタッグマッチが弱点と言うか、タッグリーグ戦に関しては注目度も低く イマイチ盛り上がりに欠ける印象があります。 しかし内藤が出場となると これは良いカンフル剤になりそうですね。
気になるパートナーは、ロスインゴの仲間であるSANADAを指名して SANADAも了承した為に、公式の発表はまだ無い物の決定と見て ほぼ間違いないでしょう。
SANADAは、このタッグリーグ戦で誰をパートナーにするかは、非常に気になっていた所なので、多少の驚きはありました。
内藤は欠場中
鷹木信悟はIWGP世界王者で、ドームのカードも決定済みなので、不参加は濃厚。
高橋ヒロム&BUSHIは、同時開催のスーパーJr.に参加の為に、タッグリーグ戦の参加は難しい
他ユニットのメンバーと組むのは考えられないし、パートナー不在の為SANADA不出場か!?と思っていただけに、まさかの内藤の復帰宣言でタッグリーグ戦の楽しみも増えたってもんです。
内藤&SANADAと言えば、今年7月にIWGPタッグ王者に輝いた 華のあるチームなので、今回のタッグリーグ戦も豪華にしてくれる事でしょう。
欠場明けとは言え、優勝候補の一角にはなるんじゃないでしょうか?
ただ気になるのは、G1を棒に振った焦りから無理して復帰するんじゃないのか?と言う事。
復帰は嬉しいけど、また怪我してしまったり悪化でもさせてしまったら元も子もないですからね。
しかし内藤はそこは、しっかり否定
「俺は過去2度膝の靭帯の断裂を経験してる訳で、断裂した場合は手術が必要。そういう最悪の事態も想定して病院に行ったんですが、幸い断裂はしておらず、手術は必要ないと。痛みと腫れがだいぶ残っていて少し時間はかかってしまいましたけど、内藤哲也、11月14日、ワールドタッグリーグ開幕戦、後楽園ホール大会にて復帰します」
更に内藤は続けます。
「勘違いして欲しくない事は、俺は焦って復帰の時期を決めた訳ではない。その辺に関してはご安心下さい」
と万全の状態である事を明言しつつ、トランキーロの精神である事を強調して、盟友SANADAと供にワールドタッグリーグで優勝を狙います。
新日本の話題の中心に舞い戻る為に……すっかり差をつけられた鷹木信悟に追い付く為に……制御不能男が新日本のリングに帰ってきます!!