現在開催中のG1クライマックス
Aブロックでは、ザック·セイバーJr.が、内藤哲也、飯伏幸太、鷹木信悟、グレート-O-カーンを連破して激戦区のAブロックで、無傷の単独首位を走っていました。
誰がザックを止めるのか?と言うのが一つの焦点になっていましたが、遂にザックの快進撃がストップ!
止めたのは、石井智宏!!
石井は、このG1 内藤戦の不戦勝を入れても、ここまで2勝3敗と決して調子が良いとは言えない成績。
既に三敗を喫してる以上は、正直ここからの巻き返しで、リーグ戦突破はかなり厳しいでしょう。
しかし石井のG1は、まだ終わっていませんでした。
何度も間接を極められても諦めずに、何度も強烈なラリアットでザックをフッ飛ばし、何度も間接を極められても屈せずに、何度もザックを投げ飛ばします。
一試合に懸ける石井の想いが、物凄く伝わってくるファイトでした。
耐えに耐えて、最後まで勝つ事に拘った石井が勝利を引き寄せます。
垂直落下式ブレーンバスター!
石井が勝ちました!
遂にザックを止めました!
ザックはこのまま連勝で、決勝まで行くのもアリだなとは思っていましたが、この日の様な石井のファイトを見せられると応援せずにはいられなかったし、石井の勝利を心から祝福したくなりました。
負けたザックも悔しさを滲ませながらも、石井の強さやラリアットの威力を充分に認めており納得の完敗だったようです。
コメントの合間に「ハゲ!」や「首が無いから三角絞めの効果が無い」など、ちょいちょい悪口を挟んでましたが、それもザックらしくて良いです。
リーグ戦も中盤戦を過ぎて、ここからは一つの星の取りこぼしが命取りになってきますが、ザックも石井も一試合に全力投球の素晴らしい試合を見せて欲しいですね。
このザックvs石井は、技と力のぶつかり合いの「これぞG1!」と言える素晴らしい名勝負でした。