棚橋弘至は大好きです。
現役選手の中でも棚橋弘至は、大好きな選手です。
それでもオカダ・カズチカが、NEVER6人タッグ無差別級選手権に挑戦する際のパートナーが、二転三転して結局 棚橋だというのはイマイチ納得できない。
元々は、パートナーは未定ながらもオカダのNEVER6人タッグ挑戦自体は、決まっていて 少しの間をおいて棚橋がパートナーの一人に決定。
これは最近の流れを考えると 当然の事で、この時点では不満もなかったし むしろ楽しみでもありました。
しかし米国遠征中に肋骨損傷の負傷を負い 一旦NEVER挑戦は白紙に。
まぁ怪我で欠場は、誰しも有り得る事なので、ここまでは良いです。
その後は、オカダのパートナーとして同じユニットの石井智宏に白羽の矢がたちます。 正直”X”と煽っておきながらも石井では、順当すぎて少しインパクトが弱いかな?とも思いますが、デスペラードとの因縁や石井の実力を考えると ここもまぁ妥当な所。
しかし問題はここからで、5月1日の別府ビーコンプラザ大会に、欠場中の棚橋がサプライズ登場し、マイクを握ると「明後日、福岡で復帰します!」とNEVER王座戦での復帰を宣言。
正に、二転三転
結局一度は流れた、棚橋の王座挑戦が再び持ち上がり、オカダ、棚橋、石井のトリオでの挑戦となりました。
しかし これに反発するのは石井。
かねて石井は本隊との共闘を拒否しており、普段のシリーズならいざ知らず本体の棚橋と組んで王座挑戦する事には強烈な拒絶反応を示していました。
石井は芯の通った頑固者なので、石井の気持ちも分かります。
ここで王座を獲って 今まで結果を1つも残していないオカダとのタッグにもそろそろ勲章が欲しいという棚橋の気持ちも分かります。
しかし今回は無理して このトリオで行く必要は無いと思います。
棚橋には、石井に対して特にわだかまりがある訳でもないので、問題は無いと思いますが、問題があるのは石井の気持ちの方ですね。
「棚橋」というよりも「本体」と組む事を拒絶している以上、正直な所 ここで無理やり棚橋&石井を交えて、トリオを組む必要は無いんじゃないでしょうか?
オカダは、この3人で行く気満々の様ですが、個々の力は文句無しとはいえ、石井の気持ちを無視したチーム編成には疑問が残ります。
一応は「石井の許可は得ている」としているオカダですが、渋々タッグを組んで連携もままならないチームで勝てる程 生易しい王者じゃないのも明白だし、今回に限っては無理して棚橋が復帰する事もなかったんじゃないかと・・・
そりゃあ棚橋は好きだからNEVER6人獲って欲しいけど、それは別に今じゃなくても良いです。
棚橋の怪我の具合は、本人曰く「万全」だとは言いますが、今後の事もあるし大事を取って 今回に限っては「辞退」でも良いと思います。
でも せっかく挑戦するならお互いに信頼のおけるパートナーと、万全の状態で挑んで欲しい・・・と、そう思ってしまいます。
いや 本当に棚橋にはNEVER獲って欲しいんだけども。
オカダ、石井、Xで、もう一度考え直しても良いんじゃないでしょうか?
と言いながらも何が起こるのか分からないのが、プロレスという物。
もしかしたら、棚橋と石井が抜群の連携を見せるかも知れないし、予想通り連携など皆無でチームとしては機能しないかも知れないし、それでも個々の力だけで勝つかも知れないし、案の定 大敗を喫するかも知れません。
全ては、当日のゴングがならないと どうなるかは分かりませんが、果たして どうなる事やら・・・?