オカダのパートナーはまさかの内藤哲也!?

新日本プロレス5・3福岡国際センター大会で、鈴木みのる、エル・デスペラード、成田蓮の保持するNEVER無差別級6人タッグ王座に挑戦する事が決定していたオカダ・カズチカですが、そのパートナーは”X”と”XX”とされており、その部分には多いに期待が集まっていました。

 

現時点では、正規軍とケイオスは別ユニットながらも共闘路線にあり タッグ結成をする事も多かった棚橋弘至が”X”という事で、ほぼ決定となっていたのですが、米国ワシントン大会で棚橋の肋骨損傷により、無念の今シリーズの欠場が決定。

オカダのパートナーは、再び未定となってしまいました。

 

そこに名乗りを挙げたのが、石井智宏

まぁ石井ならオカダとは、同じケイオスという事で何ら違和感もないし、石井も鈴木やデスペラードらと抗争を展開しているので、実力的にも格的にも石井なら問題はないでしょう。

ただ”X”と銘打っておきながら、当たり前すぎて石井では、インパクトには欠ける点はあります(石井が駄目という訳ではなく)

 

そこで気になってくるのは、当然もう一人のパートナー”XX”ですが、その件についてオカダは

「『あと一人誰なんだ』って? うるせえんだよ、コノヤロー。誰でも良いんだよ。別に3対2だってお前らに勝つ事は出来るんだよ。こっちはな、パワーあるんですよ。誰か言ってたよ…トランキーロってな。まあまあまあ。焦るなよ。どっしりと構えててください。しっかりと素晴らしいXを連れて来てやるから、楽しみにしてて下さい」とハッキリとした答えは出しませんが、コメントの中には気になる部分にもありました。

 

誰か言ってたよ…トランキーロってな

 

トランキーロ?

トランキーロと言えば、言わずと知れた内藤哲也の代名詞ともいうべき決め台詞。

 

もしかして これは暗に”XX”が、内藤哲也である事を暗示しているんでしょうか?

まさか意味もなくオカダが、内藤の言葉を流用しているとは思えないし、これが既に始まっているオカダの「謎掛け」だとすると パートナーが内藤哲也の可能性は、高いと思わざるを得ません。

 

オカダと内藤は、現在の地位を確立してからは1度もタッグを組んだ事が無いので、実現すれば楽しみではありますが何せ敵対ユニットのリーダー格である2人だけに、タッグを組むにはそれなりの”理由”が必要になってきます。

オカダが数年前に、最初にユニットの垣根を越えて棚橋とタッグを結成したのは、余りにも巨大化したジェイ・ホワイトの驚異に対抗するためでしたが、今回に限っては現時点で、鈴木率いるストロングスタイルに、そこまで追い詰められているとも思えないし、果たしてオカダと内藤がユニットを無視してまで組む必要があるかと言われれば疑問は残ります。 

 

石井にしても「正規軍とは組みたくない」と語っていた位だから、それはロスインゴであっても同じ事でしょう。

やはりオカダと内藤がタッグを組む以上は、お互いの利害関係の一致や、共通の敵などの理由は、絶対に必要。

 

今の内藤は、鈴木らと目立って抗争をしている訳でもないし、NEVER無差別6人タッグに狙いを定めている訳でもありません。

内藤と石井とのタッグにしても、レスラーとしては、お互いに認めあっているとは言っても、だからといって即タッグ結成となると、それは違います。

 

となると、やはりタッグを組むだけの理由を作るのが難しくなってくる訳ですが、5月3日の福岡大会までに、タッグ結成に至るだけの何かが起こるんでしょうか?

このタッグは見てみたい気持ちは確かに有りますが、個人的には余程の理由がない限りは、内藤とオカダの一過性のドリームタッグは必要ないと思っています。

 

でもそんな意見を封じ込めるだけの 何かが、やはり起こるんでしょうか?

それとも最初から完全なフリで、内藤とは全く関係のない別のパートナーなのか?

そうなったらそうなったで、興醒めですが福岡大会までの数日間は、試合後のコメントに至るまで目が離せそうにありません。