新日本プロレスから完全追放された元バレットクラブリーダーのジェイ・ホワイト。
彼の新日本退団を残念に思っている人は多いでしょうが、今後の行き先に関しては、これまで噂話程度は数あれど 確実な情報は無く その去就が注目されていました。
でも実をいうと、追放されたと見せかけて、実はジェイは新日本を退団しておらず ここぞという場面で新日本に再登場を果たすのでは？そんな風に密かに思っていました。
というのも今回の追放マッチが余りにも急だったし、新日本の公式サイトにも未だに、ジェイのプロフィールが記載されてますからね。 飯伏幸太なんかは退団のアナウンスと共に、即刻プロフィールが削除されていたので、それに比べると今回のジェイの追放は、余りにも不自然。
なので、個人的な願望だったのかも知れませんが、ジェイの新日本再登場は夏くらいには、あるんじゃないかと思っていました。
しかし
やはり単なる願望だったようです。
4月5日 米国・AEWのリングで、リッキー・スタークスと試合前に乱闘を展開していたジュース・ロビンソンの加勢に現れる形で、何とジェイ・ホワイトが登場。
ジュースとの連携で、必殺のブレイドランナーを炸裂させて スタークスをKOしてしまいました。
新日本で同時期に、外国人留学生として共に切磋琢磨し、バレットクラブで同じユニットとして活躍していた彼らのこの行動の意味は・・・AEWを舞台にした共闘でした。
そして この日の試合後に、AEWのトニー・カーン社長は、SNSを更新しジェイと正式に契約した事を発表した事で、ジェイ・ホワイトのAEW入団が決定的となりました。
正直いうとジェイには、新日本に戻って来て貰いたかったので、残念な気持ちが物凄く強いですが、ジェイの進退が、新日本復帰でないとしたら、AEW行きは充分に考えられた事なので有る程度は納得の結果ではあります。
AEW同様に噂されていたのは、WWE入団の話ですが、今回のジェイに関してはAEWで良かったかな？という思いはあります。
新日本を追放されたとはいえ、新日本と業務提携の関係であるAEWに所属しているのなら、AEWからの刺客として新日本に参戦か、新日本の選手がAEW参戦時に迎え撃つ立場であったりとかで、再びオカダ・カズチカや棚橋弘至と闘う事が有るかも知れませんからね。
WWEに入団していたら、それはまず無理は話ですし、ジェイに「一生新日本で闘え」と言うつもりは毛頭ありませんが、やっぱり新日本のリングで闘うジェイをもう少し見たいですから。
例え違う団体の所属であったとしても構わないです。
とは言ってもジェイが新日本と絡む事が有ったとしても、それはまだ当分先の話でしょう。
当面はAEWでファイトするジェイに注目したいと思いますが、今回ジュースと共闘の意思表示をした事で、今後はジュースと供にやっていくのでしょうが、ジェイはバレットクラブも追放という形になっているので、ジュースとのチームはあくまでバレットクラブとは別物と言う事でしょうか。
ジュースはAEW所属では無いし、現在もバレットクラブに籍を置いている筈なので、そこいらの関係性にも注目ですね。
ユニットとは別問題で、ジェイ個人がAEWでどういった立ち回りを見せるのかも大いに気になる所です。 とりあえずAEWで実現するであろう新鮮な顔合わせは幾つもあるので、それらを楽しみにしながら、いつか訪れるかも知れない「ジェイの新日本再来」の時を待つとしましょう。