12・19 国立代々木競技場第二体育館で開催された「タカタイチ2人合わせて50周年記念興行」のメインイベント
2022年最後のKOPW争奪戦は、タイトル保持者の鷹木信悟が、タイチの挑戦を苦闘の末に退け、見事に防衛成功。
先の仙台大会で、ボスの鈴木みのるにより鈴木軍解散宣言が有ったばかりですが、解散前に何か一つ実績を残しておきたかったタイチは、執念で鷹木に食らいつくも無念の敗戦。
一方の鷹木は、今年いっぱいをほぼKOPWの価値を上げる為に闘ってきて苦戦はした物のどうにかタイチを振り切り 有終の美を飾る事に成功。
そして今年最後の大きな闘いを終えた所で、本来ならば来年1・4に向けての動きが何かしら有りそうだったのですが、まさかの「逆」
何と鷹木の東京ドーム不出場宣言が飛び出しました。
「今から言う事は今年の1・4ドームメインを務めた俺だから間違いない事だ。今日の試合と勝利は、東京ドームより重いよ。最初はKOPW、引きずり込みやがって頭に来たけど、終わってみればアンタのおかげで有意義な1年だったよ。ありがとな」
とガラにもなく?タイチに感謝の意を示した後に、勝利者である鷹木にこの日は大トロフィーが手渡されたのですが、この後バックステージで鷹木の不満が爆発。
KOPWの象徴であるトロフィーがしょぼい!とは以前から鷹木が訴えかけていた事で、ようやく会社が鷹木の要望を受けた形となったのですが、当の鷹木は
「新日本プロレス、俺は頭来てるよ。当日連絡来て、これで俺が喜ぶと思ったか? バカ野郎! これを贈呈するんだったら社長なり会長なりが来いよ。なんだよ、他団体にレフェリーに渡しますって。1年間タイトルマッチ散々やってきて12月でリセット。ふざけんなって」と捲し立てた。
今年の1・4では、ダークマッチで「KOPW 2023」進出権争奪ニュージャパンランボーの開催が予定されていますが、ここにも鷹木は噛みつきます。
「1・4に向けて新日本のレスラーは戦ってるんだよ。なんでKOPWはないんだよ。ふざけんなよ。他団体のIWGP女子の王座が本戦、出来たばかりのTV王座が本戦。で、なに? 1・4のダークマッチでKOPW2023? 良い機会だから言っとくよ。1・4、俺は出ないから。2023年の1・4は出ないから。KOPWは卒業だな。もう良いよ」
とまさかの不出場宣言。
確かに鷹木の言っている事も最もで、この一年をKOPWに費やしてきた鷹木からすれば、この扱いには到底納得出来ないのでしょう。
新日本としても昨年のプロレス大賞MVPの鷹木の不参加となれば、ドームに向けての痛手でしょうから、何かの対策は必要だと思います。
ランボーを本線に格上げ?
KOPWをランボーとは別で単独開催?
KOPWとは別の所で、美味しい相手を鷹木に用意する?
新日本がどうでるかは分かりませんし、鷹木も本当にKOPWを卒業するのかも分かりません。
そして1・4にも本当に参戦しないのか?
やっと全カードが決まった東京ドーム大会も開催までは、スムーズにいかないようです。