つい先日 ノアに中邑真輔の参戦
そしてグレート・ムタとの対戦も発表されて世界中のプロレスファンに大きな衝撃を与えましたが、そこで気になるのは古巣である新日本プロレスとの関係ですよね。
中邑が日本に帰ってくる事があるのなら、当然新日本だと思っていました。
だからこそ突然のノア参戦には、メチャクチャ驚いた訳なんですが、ノア→WWE→新日本と流れたKENTAの例もあるし、古巣だからといって必ず帰って来なきゃいけない訳でもないので、それは別に良いんですが、中邑はこのワンマッチのみで再び日本を離れてしまうのでしょうか？
新日本ファンからすれば、ムタ戦の三日後に控える新日本最大のビックイベント 東京ドームでの中邑参戦を期待する人も多いでしょう。
ノアに参戦したついでに (ついでというのは微妙な表現ですが) 出来るなら7年ぶりに新日本に上がる中邑の姿を観てみたいものです。
現USヘビー級王者のウィル・オスプレイも このタイミングで中邑を意識した発言をしているし、仮に11・5の大阪大会で内藤哲也に王座防衛を果たす事が出来たら、その時こそ高らかに中邑戦をブチ上げる可能性もあります。
逆に内藤が勝って新王者になったとすれば、今度は内藤が中邑戦に向けて動き出すでしょう。 何故なら未だに東京ドームのメインを狙っている内藤の立場からすれば、IWGP世界ヘビー級戦がある以上は、現時点で内藤がメインに出れるのは、USヘビー級王者になっていたとしても絶望的な状況。
しかし その防衛戦の相手が中邑となれば話は変わってくるでしょう。
７年ぶりの中邑参戦となれば、話題性でもインパクトでも東京ドームメインクラスですから。
内藤にしてもオスプレイにしても、言い方は悪いですが、勝手に向こうからやってくる美味しいエサをみすみす見逃す手はありませんからね。
そこで中邑の新日本参戦の可能性ですが、正直何とも言えません。
WWEは本来なら、他団体との関わりを行わない方針を固めています。
過去には獣神サンダー・ライガーのNXT参戦があったり、当時WWE所属だったKENTAのノア参戦もありましたが、あくまでもWWEでの本筋には絡まない所での話。
今回のWWEのトップグループの一角である中邑のノア参戦というのは、ノアの粘り強い交渉が、実を結んだ特例中の特例なので、中邑が日本に来るのなら「じゃあ新日本にも」という簡単な話ではありません。
ただ中邑本人が以前に「新日本の50周年記念に関わりたい」と発言している事もあり、本人の意思としては新日本にも上がりたい要望はあるようです。
50周年に関わりたいというのなら、今回のドームはその50周年記念の総決算的な大会なので、新日本に上がるのなら「今しかない！」というタイミングではあります。
問題は会社対会社の話なので、個人の要望だけでは、どうにもならない部分はありますが、果たしてどうなるか・・・？
ひょっとしたら、ここでカール・アンダーソンのダブルブッキング問題が絡んでくるかも知れません。
「日程被っちゃったけど、サウジアラビア大会にアンダーソンを出させてくれたら、ドーム大会に中邑を貸してあげるよ」
と水面下で話は、既にまとまっていたかも知れません。
ダブルブッキングに対して 厳しい態度を取らなかった新日本の不自然な対応にも それなら納得がいきますからね。
言っちゃなんですが、NEVER中止、アンダーソン欠場と引き換えに、最大のビックイベント・東京ドーム大会に、中邑を呼べるとなったら、興行主としては誰だって中邑参戦を取るでしょうからね。
最も全て憶測での話なので、これから先どう展開するかは、全く分かりませんが、可能性が全く無いという訳でも無いという事です。
出来る事なら、新日本でも久々に中邑真輔の姿を観てみたいですけどね。