またまた賛否を呼びそうな事案です。
7月29日に、スターダムの戦略発表会が行われ、何と「IWGP女子王座」を新設する事が発表されたのです。
11月20日の新日本プロレスとの合同興行として行われる有明アリーナ大会で、初代王者決定戦が行われる予定だそうですが、これは色々と疑問符が付く部分もあります。
新日本プロレスが、女子部門を作ると言うのならIWGPの名を冠したタイトルにも納得なのですが、今回はその様な発表はありませんでした。
新日本との合同興行で決定戦をやるというだけで、王座を争うのは恐らくスターダムの選手が中心
なら ここにIWGPの冠を付けるのは、いかがな物なのか?
そもそも スターダムにも立派なシングル王座があるのに、敢えてIWGPの女子王座を作る意味は??
木谷高明社長は「新日本なら1・4東京ドーム大会や、スターダムのビッグイベントでやる。」と明かしている事から、通常時に使うタイトルではなく、特別な舞台でのみ使用される特別な王座と言う事だと思います。
そうだとしても新日本で女子部門を作るのなら話は別ですが、同じ親会社と言うだけで、新日本の象徴であるIWGPの名前を使う事には、いささか抵抗はあります。
日本国内だけでなく米国などでも防衛戦を行う計画があるそうなので、そうなればインターナショナルレスリンググランプリの冠こそが相応しいタイトルであるのかも知れませんが、個人的にはIWGPの安売りみたいで、イマイチのれません。
タイトルの管理に冠しても、新日本とスターダムの両団体管轄になるのか、新日本が管理する女子専用タイトルなのか・・・それともスターダムの新王座と言う扱いなのか?
そこら辺に冠しては、木谷社長も説明が足りなかったと、今後改めて説明をすると言う事なので、詳細は次回の発表を待つしかありません。
イマイチのれないとは言いましたが、実現したらしたで、恐らくIWGP女子王座の闘いも普通に楽しむと思います。
これも時代の流れでしょう
今や飛ぶ鳥を落とす勢いのスターダムを中心に、女子プロレスもIWGPを巡って熱い闘いが繰り広げられる事になりそうです。