5.13 新日本プロレスが、ベスト・オブ・ザ・スーパージュニアに向けての全体会見が行われ、エル・デスペラードが鈴木軍の同門であるDOUKIと一触即発となった。
Bブロックにエントリーされているデスペラードですが、同ブロックの顔ぶれを見てみると かねてから名前を出していたGLEATから参戦のエル・リンダマンとの対戦に、どうしても注目が集まってしまいます。
新鮮な絡みなので、これはしょうがないでしょう
デスペラード自身も「楽しみだ。非常にいい刺激だと思ってるし俺自身もモチベーションになる」と語っている様に、このリーグ戦で最も楽しみにしていたのが、このリンダマン戦だったのでしょう。
しかし ここで予想だにしないまさかの展開になります。
タカタイチマニア2・5に参戦して葛西純&本間朋晃組に敗れたDOUKIは、負けた悔しさから自分の事をSNSで「噛ませ犬」と表現してしまったんですが、この発言が許せなかったデスペラードはこの部分に対して噛みつきます。
「噛ませ犬だったって、俺達と3年もやってて、何も成長がなかったと自分で言ってるバカがいまして。これが非常にむかついてまして。このシリーズに入る必要があるのか…」と同門のDOUKIに対して怒り心頭の辛辣な発言。
これに対してさすがのDOUKIも黙って居られなかったのか、デスペラードに詰めよるや額を突き合わせて正に一触即発の状態に。
更にデスペラードは「お前が噛ませ犬だとか、そこにもう一個乗っけてやるよ。どうせ負け犬になるんだろ、このシリーズ。幕張、楽しみにしているよ」とDOUKIに追い打ち。
これは全く予想して居なかった面白い展開になってきました。
正直同門対決とは言え デスペラードvsDOUKIには、そこまで注目が集まって居なかったのは確かな部分だったので、このデスペラードの挑発により この同門対決に注目が集まったのは、この大会にとっても何よりDOUKI本人にとっても良い事だと思います。
そこまで見越しての挑発だったのなら、デスペラードは流石だったと言わざるを得ません。
勝敗に関して言えば、新日Jr.のトップの一角であるデスペラードの勝利は揺るぎないでしょうが、DOUKIは勝つに越した事は無いにせよ、何としてもデスペラードに爪痕を残さないといけません。
結果こそは付いてきていない現状ですが、昨年8月の高橋ヒロムの復帰戦で見せたDOUKIの奮闘は素晴らしかったので、あの時の様な爆発を見せて デスペラードに認めさせるのは最低条件。
その上でリーグ戦突破まで出来れば、今後DOUKIに対して「負け犬」と言う言葉を使う選手も出て来ないだろうし、自分の事を「噛ませ犬」と表現する事も無くなるでしょう。
このリーグ戦は、新日本参戦から3年が経ったDOUKIにとって正念場と言えます。
5.28 千葉・幕張大会でDOUKIの真価が問われる時です!