ペイジのライト・オブ・パッセージ

立っている相手の懐に潜り込み、自ら中腰になって相手の両足を抱えると一気に抱え上げ 相手を背中越しに、宙吊りにしてからジャンプして両膝を突いて 相手の頭をマットに突き刺す技。

 

ハングマン・ペイジのフィニッシュホールド。

ペイジを知ったのもライト・オブ・パッセージと言う技を知ったのも2016年の新日本プロレス参戦からでしたが、新日本公式サイトで試合結果を見た時に、ペイジの決め技が変形リバース・ゴリースペシャルボムと書かれていたのを見て、この時点ではどんな技なのかはハッキリとは分かりませんでした。

・・・で実際に映像で観てみると アックス・ギロチン・ドライバーと同系ですね。

 

変形リバース・ゴリースペシャルボムとか何でこんな微妙な書き方するんだよ!!

 

まぁ確かに、変形のリバース・ゴリースペシャルボムとは言えば、間違いない様な気もしますが、もはやボム系ではないですからね。

もしかしたら アックス・ギロチン・ドライバー本家である大森隆男に配慮して、その名前を使う事を避けたのかも知れませんが、大森はZERO1所属時代にもフリー時代にも何度も新日本に上がった事も有るし、IWGPタッグも巻いているし G1クライマックスにだって参戦経験もあります。

新日本所属ではありませんでしたが、決して新日本と喧嘩別れして参戦しなくなった訳ではないので、大森に配慮する必要は無かったと思うんですけど・・・

 

その後ペイジ自身が、ライト・オブ・パッセージとオリジナルのネーミングをしたのは構わないんですけど 実際の所は、変な表記をしていた理由は何だったのかは分かりません。

新日本ファンとしても変形リバース・ゴリースペシャルボムと書かれるよりも、最初からアックスギロチンドライバーと同系と書かれた方が、馴染みの有る技なので分かり易かった筈。

公式サイトは、ちゃんと有名選手の得意技なんだから、そこはボカさないで欲しかったですね。

 

新日本の公式サイトの表記で、色々と文句を言いたい事はありましたが、ペイジも好きだし ライト・オブ・パッセージ も好きな技です。

2018年のG1クライマックス初参戦時の終盤戦で、ブロック突破が懸った鈴木みのるとの対戦では、相当痛めつけられ敗色濃厚になるも、ゴッチ式パイルドライバーを逆にライト・オブ・パッセージ で切り替えして一気に3カウントを奪い、まさかの大逆転勝利!!

会場が大爆発する程の値千金の勝利を挙げています。

 

ペイジは新日本で決して勝ち星に恵まれた訳では無く、格も高い方ではありませんでしたが、この瞬間だけは新日本に置けるペイジとライト・オブ・パッセージが最高に輝いた瞬間だったと思います。