7月4日 DDTの後楽園ホール大会で、最終戦を迎えたKING OF DDT 2021は、竹下幸之介が火野裕士との決勝戦を制して 2年ぶりとなる2度目の優勝を果たしました。
どこの団体でも若い選手の躍進は、明るいニュースですね。
もちろん昔から応援しているベテラン選手の活躍も期待していますが、そこに若い選手の台頭があってこその対立構造なので、長らくスランプに苦しんでいた竹下が、こうやって団体のシングルトーナメントを優勝した事で、世代間の抗争もハッキリとしてきます。
若きエースの完全復活で、これからDDTも良い方向に向かっていくだろうし 団体の未来も明るいです。
そしてトーナメント優勝を受け 秋山準の持つKO-D無差別選手権への挑戦も決まりました。
秋山がDDTの王者になった事で、誰が秋山から王座を奪うのか?と言うのが、現在のDDTの大きな流れでしたが、ここに来て竹下の王座奪取の機運が、最高潮に高まったと言えるでしょう。
新日本で言う所の第三世代と同世代の秋山にも まだまだ頑張って欲しいのはありますが、秋山から王座を奪うとなれば、未来のDDTの事を考えると若い選手が望ましいです。
その筆頭格となると、やはり竹下なのでトーナメントを制した今こそが、これ以上無いくらいに絶好のタイミングと言えます。
秋山としてもDDTのヘッドコーチに就いている立場からして若い選手に、出てきて欲しいと言う思いは当然あるでしょう。
勿論 試合となれば簡単に道を譲る訳にはいかないでしょうから、秋山には今持てる全ての力で、竹下を潰しにいって欲しいです。
そして 竹下がそれ以上の力で、秋山を乗り越える事が出来れば、言う事ありません。
秋山には頑張って欲しいですけど、それが団体の未来を見据えた場合の有るべき形でしょう。
決戦の日は、8月21日 富士通スタジアム川崎!
秋山頑張れ!
竹下頑張れ!
要するに、最高の試合を期待しています。