YOHの復帰からタイトル挑戦をどう思う

4月4日の新日本プロレス 両国国技館大会で、YOHが左膝前靭帯断裂の長期欠場から復帰

その復帰戦が、いきなりエル・デスペラード&金丸義信の保持するIWGPJr.タッグに挑戦と言う事が、少なからず疑問視される声もあったようですね。

それに加えて復帰戦が終わった直後に、デスペラードに対して 今度はIWGPJr.ヘビー級にも挑戦をさせろと表明。 それが決定した事で更に、疑問を投げ掛けられる事が多くなったみたいです。

 

まぁ これには色々な意見があるかと思いますが、個人的な意見では全然OKだと思います。

 

全体的な流れとしては、3月21日の仙台大会でYOHが来場して復帰の挨拶。

そして復帰戦でのIWGPJr.タッグ挑戦を宣言して それが認められますが、ここに関しては3Kは負けて王座を失った訳ではなく YOHの欠場による王座返上なので、挑戦する権利は例え病み上がりでも間違いなくあると思います。

現王者としても元々の王者に勝って チャンピオンを名乗りたいでしょうからね。

 

しかし問題は、ここから先でしょうか。

試合に勝利してタッグ王者に返り咲いたYOHは、その勢いでデスペラードの持つIWGPJr.ヘビー級への挑戦も表明

これも認められる形となり挑戦が決定。 ここで疑問が噴出します。

 

確かにタッグを獲った実績はありますが、シングルとは全くの別物なので、復帰して実績ゼロの状態で、アピールをして即挑戦は簡単に認められて良い物なのか?

長期欠場してたんだから列の最後尾だろ!?

 

そんな意見もありますが、確かに一理あります。

でもレスラーは自己主張してナンボですから、アピールをして相手や会社に「うん」と言わせた物勝ちな部分は、確かにあると思います。

 

もしかしたら理不尽に映るかもしれませんが、行動に移さなければ何にも始まらないので、今回のYOHのアピールからの挑戦決定は、贔屓とかプッシュじゃなくて 自ら動いて掴んだ結果です。

王者のデスペラードもYOHの挑戦に対して少なからず思う所はあるようですが、デスペラード自身も高橋ヒロムの欠場から王座返上 そして3WAYで新王者になった立場なので、自らを暫定王者としている為か、強く反論はせずに、タッグのリマッチを条件に、YOHのシングル挑戦を認めています。

 

王者もこう言ってるし YOHもリマッチを飲んだんだから今回の挑戦に関しては、特に問題も無いんじゃないでしょうか?

 

ただ YOHの挑戦表明に関しては、長期欠場をしてしまいSHOや周囲の選手に、遅れを取ってしまった事への焦りに見えなくもありません。

ですが、ここは焦らず じっくりと目的に向かって突き進んでいって欲しい物です。