田口隆祐は、どうして ああなった
元々は精悍な顔つきで、運動神経も悪くない
ヤングライオン杯も優勝して将来を期待されていた筈なのに、何か明らかに変な方向に向かっちゃってますね(笑)。
怪我や病気で、長期欠場をしてしまうとファイトスタイルを考えなきゃならないのは、分かってるんですけど・・・今の69キャラや田口監督はあんまりだ・・・
まだ田口がヤングライオンだった頃は、大いに可能性を感じた物です。
2003年にスーパーJr.に初出場しましたが、当時の田口のキャリアは、何とたったの8カ月。
ヤングライオンの抜擢は、良くある事ですが一年にも満たないキャリアでの出場は、異例中の異例と言えるでしょう。
それ程に、期待されていた存在だったのです。
あの田口が。
続いて2004年のスーパーJr.にも連続出場を果たします。
とは言え所詮はまだヤングライオン
全敗が濃厚かと思われていましたが、誰もが驚く展開が待っていました。
新日本Jr.の象徴 獣神サンダー・ライガーとの公式戦
試合開始と同時に、いきなり攻め込むと 突き刺すようなドロップキックで、まさか秒殺勝利!
何と キャリア2年弱のヤングライオンが、ドロップキックで、ライガーにフォール勝ちしたのです。
ほんの数年前は、金本浩二や大谷晋二郎でさえライガーを越える為に必死になっていたのに・・・
たかがドロップキックでも使い方次第では、必殺技にもなるんですね。
かつて大谷が、大技に走り過ぎるプロレスに警告し「ドロップキック1発でもフォールは取れる」と発言した事はありましたが、まさか それをヤングライオンが、ライガー相手に実践してしまうとは・・・
あの田口が。
そう言えば この頃の田口は、空中姿勢の美しさからドロップキックマスターの異名をとっていました。
今では、ヒップアタックに取って代わられ 余り使用しなくなりましたが、極稀にドロップキックマスターと呼ばれた男の片鱗を見せる事は有りますね。
この頃は、本当に新日Jr.を託せる存在になると思っていました。
今は真面目な顔をしていても ふざけている様にしか見えません。