1999年10.11に行われた 橋本真也vs小川直也を数年振りに観てみました。
酷いですね・・・
何が酷いって試合内容でも無く
負けた橋本でもなく
レフェリーが酷い・・・酷過ぎた
この試合は、同年の1.4で小川にボコボコにされた橋本が、リベンジすべく組まれた試合。しかし小川は強過ぎた・・・
悲しいかな 格闘家としての実力差があり過ぎた。
中盤までは、それなりに互角に闘っていたのですが、試合終盤になるにつれ徐々に実力差がクッキリと出てくる展開となりました。
STOで叩きつけられ
払い腰で、何度も投げ飛ばされ
ハイキック・ミドルキックで、吹っ飛ばされ
橋本も目こそ死んでおらず 小川を睨みつけながら何度も起き上って来るのですが、もうヘロヘロ状態
小川も橋本が起きて来るのをひたすら待って 起き上がればまたブッ倒す
暫くの間この繰り返しでした。
もうとっくに勝負は、ついているし どう考えても橋本に、勝ち目はありません。
でもレフェリーは、何故か試合を止めようとしない。
この時は、当時社長だった藤波辰爾が特別レフリーを務めていたのですが、藤波の立場からしたら橋本に勝って欲しいというのは分かるけど、肝心の橋本にもう闘う力は残っていないのは明らかだし ここから小川を攻略するのが無理な事くらい火を見るより明らかです。
何度かダウンする橋本に寄っていってチェックしてた割りには、いつまで経っても試合を止めようとしない藤波。
橋本には頑張って欲しいけど そろそろ止めろよ!
ここまで一方的な展開では、試合をストップするのが普通な筈。
結局アントニオ猪木が、リングに上がって強引に試合をストップさせましたが、もし猪木があそこで出て来なかったら藤波は、橋本が死にかけるまでやらせてたんでしょうか?
数年後に、プロレスの範疇で殴りあっていた橋本vs長州を止めた(伝説のドラゴンストップ)藤波とは、思えません。
2月に引退したタイガー服部が、新日本のレフェリーは皆 優秀だよと言っていましたが、あの時の特別レフェリーは駄目駄目でしたね(汗)
特別レフェリーなんて要らないから、ちゃんとレフェリーの技能と判断力を持った正規の人が、レフェリーをやらないと駄目だと言う事が良く分かりました。
レフェリーは、マットを3回叩くだけの簡単なお仕事ではありません。