先日の東京ドーム2DAYSで、内藤が遂に悲願を成し遂げました。
1.4で、ジェイ・ホワイトからIWGPインターコンチネンタルを
1.5で、オカダ・カズチカからIWGPヘビー級を
新日本の誇る2大王座を同時に、戴冠する事に成功したのです。
これは、新日本の歴史上 誰もなし得た事が無く 正に伝説に残る偉業を内藤は、成し遂げたと言えます。
内藤は、この夢を随分前から掲げていた物の 目の怪我のせいもあり 思った様な活躍が出来ずに、落ち込んでいる時期が長らく続いていました。
内藤ファンは、ヤキモキしていたかと思います。
そうこうしている内に、多少意味合いが違った部分もあるとは言え ドーム2DAYSを前に、飯伏幸太やジェイ・ホワイトも2冠に名乗りを挙げ 、勢いも無くなり 人気ばかりが目立って来ていた内藤の立場が いよいよ危うい物になってきていました。
ドーム直前に、ジェイ相手にインターコンチネンタルを落とし 、内藤の2冠達成は、絶望的かと思った矢先の大逆転劇。
タイチに勝った位で、ドームでジェイの王座に挑戦出来るのが、 いささか不思議な気もしますが
結局の所は 自分の野望を叫び続け
そして常に行動を起こしてきた 内藤が、チャンスを自らの力で、手繰り寄せ そして実力で、掴み取った2冠達成だと僕は思っています。
内藤は常々言っていました。
「声に出さなきゃ何も伝わらない」と
その言葉の通りに、一度はインターコンチネンタルを失った内藤は叫び続けました。
傍から見ると内藤ばっかりチャンスが与えられてズルイとか
ベルト争いの順番待ちの最後尾じゃないのか!?とか
不満を持っている人も要るかも知れません。
でも内藤は、行動する事によって チャンスを掴み取ったのです。
野望も無く 行動も起こさないプロレスラーなんて面白くありません。
サラリーマンの様なレスラーに、魅力なんて感じません。
内藤は、これで良いんです。
経過はどうあれ ジェイ・ホワイトとオカダ・カズチカに 連勝して2つのベルトを奪い取ったのは、紛れも無く内藤の実力ですから。
1.5でのオカダとの激闘を観れば 文句を言う人も居ないんじゃないでしょうか?
ドームのメインでの勝利 IWGP&インターコンチネンタルの2冠同時戴冠。
この2つの夢を同時に叶えた 内藤の行動力と実力は素晴らしいです。
最後の最後まで 諦めなければ夢は叶うもんなんですね。
2連戦を終えてばかりで、今は身体のダメージも凄いでしょうが
内藤選手 おめでとうございます!!