快挙?高橋ヒロムがまさかのアイアンマン奪取。

新日Jr.の中心として素晴らしい立ち回りと活躍をみせる高橋ヒロムですが、ここで誰も予想していなかったであろう新たな戴冠歴が、ヒロムの経歴に加わる事になりました。

アイアンマンへビーメタル級王座奪取

なんとDDTの一風変わった変わり種のこの王座をヒロムが、GETしてしまったのです。

 

11月12日の両国国技館大会で、ヒロムとのシングルマッチが決定している現・EXTREM級王者・平田一喜

10.22 DDT後楽園ホール大会では、そのEXTREM級王者・平田が、アイアンマンヘビーメタル級王者・正田壮史とダブルタイトル戦を行い、ヒロム戦を控える平田がこの試合を見事に制し 2冠王者に輝く事となり・・・これでヒロム戦に最高の状態で挑める・・・ここまでは良かったのですが、喜びも束の間

突如現れた高橋ヒロムが、背後から平田を丸め込み まさかの3カウント!

24時間365日レフェリーさえ居れば、誰でもどこでもいつでも挑戦できるという アイアンマン王座の特殊なルールに乗っ取って ヒロムがまさかまさかの新アイアンマン王者になってしまいました。

 

これでヒロムは、IWGPJr.ヘビー級と併せての2冠王者となってしまったのですが、他の王座ならいざ知らず、まさか新日本の選手がアイアンマンを獲っちゃうとは思いもしませんでした。

ストロングスタイルを掲げる新日本のJr.ヘビー級王者が、ストロングスタイルとは対極にある様な エンタメに振り切ったアイアンマン王座を獲ってしまう事自体が、もう一つの事件。

この王座もDDTならではの面白い王座では有るんですけど、新日本の選手がここに絡んで来るのはやはり驚きはあると同時に、とにかく団体の大小を問わずプロレスが大好きなヒロムらしいなとも思います。

 

そもそも正面きっての対決で、王座奪取をした訳ではなく 11月に対戦を控えた平田に、挨拶代わりの不意打ちをしてみたら何か3カウントが入っちゃって、何かベルトを奪う事になっちゃったのは、ヒロムからしても全くの計算外の様で

「アイアンマンが新日本プロレスに流出したぞ! やったあ。やった、やった…ごめん、俺も正直獲るはつもりなかった」と謝罪しちゃってる程です。

 

まぁ これがアイアンマン王座の醍醐味ではあるし、翌月に控えたシングルマッチの前に王座を奪ってしまうという なかなか珍しい事態になってしまいましたが、これで翌月のヒロムvs平田がどういう展開になるのかはちょっと予想出来なくなって来ましたね。

2人のシングル戦が、どんなルールになるのかは分かりませんが、新日本とDDTの王者対決は、楽しみの一言

今年のヒロムは、これまでノアのAMAKUSAや みちのくプロレスのフジタ”Jr.”ハヤトなど他団体の王者対決を制してきているので、DDTがそれを止めるのかに注目です。

 

とはいっても流石に、試合自体はヒロムが勝つと思いますが、この試合にはお互いの王座は懸からない可能性の方が高いでしょう。 しかしアイアンマンのルールの特性上 もしヒロムが敗れる様な事があればアイアンマン王座の移動という事になります。

試合はヒロムが普通に勝利して、試合後に平田が隙をついてヒロムを丸め込んでアイアンマン王座が移動…なんて展開も考えられますね。

 

特殊なルールゆえの王座なので、試合が終わっても一切気を抜けないアイアンマンならではの面白さがあるのは確かです。

新日本のヒロムが快挙?ともいうべきアイアンマンメタルを奪取した事で、今まで新日本でだけなら見る事が出来なかった面白い場面が見られるかも知れません。

果たしてヒロムvs平田には、どんな展開が待ち受けているんでしょうか?