飯伏&天山は無念の復帰延期。NJCは不戦敗に。

2.28 新日本プロレスは明日の旗揚げ記念日で、長期欠場中の飯伏幸太の復帰戦が予定されていましたが、急遽延期となった事が発表。

 

飯伏は、昨年10月のG1クライマックス優勝決定戦でオカダ・カズチカとの対戦で、勝負をかけたフェニックススプラッシュを自爆した際に「右肩関節前方脱臼骨折」「関節唇損傷」の重症を負い、長期欠場を続けていました。

しょうがない事とは言え、結果的にG1決勝や東京ドームにも穴を開けてしまった事で、飯伏のメンタルの方も 怪我の具合同様に心配していたのですが、ようやく復帰すると聞いて安心したのも束の間。

まさかの復帰延期となってしまいました。

 

本人は復帰への強い意志を見せていたのですが、直前の検査結果を踏まえた上で会社や医師の判断のもと 結局NJCを戦えるコンディションでは無いと言う事で、旗揚げ記念日での復帰戦と 翌日から開催されるNJCも合わせて欠場する事となりました。

飯伏としては無念の思いでしょうが、我々ファンも飯伏の復帰を待っていただけに、非常に残念です。

 

しかしNJCを戦い抜けるコンディションでは無いと判断した以上は、今回の飯伏の復帰延期は英断だと思います。

興業的には、飯伏が参戦してくれた方が集客にも繋がるし ファンも喜ぶでしょうが、選手の怪我や病気の状況を見て 選手を守るのは会社の努めなので、会社としては痛手だったとは思いますが、復帰を見送った判断は間違っていません。

 

飯伏も悔しいでしょうが、ここは会社の思いを汲んで 今は焦らずに、怪我の治療に専念して貰いたいですね。

そして また躍動する姿を見せてくれれば言う事はありません。

 

 

同じく天山広吉も古傷のある膝の状態が余り良くないようなので、復帰が延期となりました。 まだまだ これからも現役である事を考えると、ここで無理をするのは良い事ではないので妥当な判断ですね。

 

そして2人の欠場により、対戦カードに穴が空いてしまう訳ですが、旗揚げ記念日に関しては、欠場した2人に代わって中島と藤田が入るので、若い選手にチャンスが与えられるのは良い事なので、これはこれで良い事です。

ただ問題なのは、NJCの方です。

飯伏、天山ともにNJCは不戦敗扱いとなるらしいのですが、大会途中での欠場ならしょうがないとしても、不参加となるのなら不戦敗ではなく代打の選手を誰か起用して欲しかったですね。

 

今回のNJCは、所属選手や参戦選手が総出場で、総勢48名の選手がエントリーと言う大規模な大会なので、新日本内にもう代わりに入れる選手が居ないと言う事情はありますが、日数が無いとは言え フリーや他団体の選手に急遽オファーをかける事は、出来なかったんでしょうか?

他団体の若い選手でも良いし、チャンスをあげれば業界の発展にも繋がるので、試合数を減らすよりは良かったと思うんですけどね。