抗争相手に対して、強烈な挑発や罵詈雑言を浴びせかけるのは、プロレスでは良くある事ですが、それが思わぬ所へ飛び火する場合も多々あります。
2022年は、年頭からEVIL率いるハウスオブトーチャーとCHAOSの抗争が激化していて、お互いが保持している王座を懸けてタイトルマッチも複数回組まれていました。
その中で、CHAOSの後藤洋央紀&YOSHI-HASHIは、昨年のワールドタッグリーグでもハウスオブトーチャーを倒してリーグ戦優勝。
タイチ&ザックの最優秀タッグチームを撃破して、IWGPタッグ王者に輝くなどタッグチームとしては、素晴らしい実績を残し正に絶好調と言える状態です。
ハウスオブトーチャーとの闘いでも最前線にいる二人は、その絶好調振りを示す様にタッグチーム名を”毘沙門”と命名。
言葉の響きだけでもカッコいいチーム名ですが、この命名について後藤は「“闘いの神”が、俺達には付いてるよ」と満足気に語ります。
確かに素晴らしい実績を残してはいますが「闘いの神が付いてる」と言うのは、いささか言い過ぎな気じゃないでしょうか? でもまぁ、本人が言うんだから闘いの神が付いているんでしょう。
しかし そんな後藤の発言を見逃さないのが、闇の王EVILです。
この発言を受けて EVILが発した言葉は・・・
「“神”名乗って、頭がマトモだったヤツは一人もいねえ」
後藤に対する痛烈な批判ですが、まぁ抗争相手の後藤の事をコキおろすのは分かります。
プロレスラーなら・・・ましてヒールレスラーなら当然の流れでしょう。
しかし、これさりげなく飯伏幸太の事ディスってますよね?
てか 神を名乗って頭がマトモじゃなかった奴って・・・明らかに飯伏の事ですよね?
そもそも神を名乗ってるのて、飯伏くらいしか居ないし・・・
CAHAOSとハウスオブトーチャーの抗争には、飯伏は全く関係ないのに、とんだ流れ弾を受けた物です。
とばっちりも良いとこですね。
この時点で欠場中の飯伏からすれば、自分は何の関係も無い所で何故か自分がディスられてると言う意味不明な状況になってしまい、そざ困惑した事でしょう。
正に闇の王の成せる技。
飯伏も後藤も 頭がマトモじゃない認定を受けてしまいました。
確かに飯伏はぶっ飛んでるし、後藤は極度の天然ちゃんだけど・・・「マトモじゃない」は言い過ぎでは無いだろうか?
こんな暴言を吐くなんて、正しく闇の王。
しかし ハッキリと飯伏の名前を出さなかったのは、闇の王の優しさです(笑)