アンダーソンがIWGP USヘビー級に挑戦

AEWは日本時間にして7月15日放送の「FYTER FEST NIGHT1」にてカール・アンダーソンが、ジョン・モクスリーの保持するIWGP USヘビー級王座に挑戦する事を発表した。

 

WWEを退団して以降 相棒のドク・ギャローズと供に新日本復帰が噂されてきたアンダーソンですが、新日本と絡むのならば、過去の実績からしてもタッグ戦線かと思いきや まさかのUSヘビー級挑戦とは、なかなかの驚きです。

かつてインディー時代から旧知の間柄だった2人は、供にWWEで一緒だった時期も有り その時代はモクスリーが圧倒的に格上だった物のモクスリーがWWEを退団した際に、新日本プロレス参戦を進めたのはアンダーソンだと言う繋がりもある両者。

 

モクスリーは既に、USヘビー級を4度も防衛しており 安定期に入っていると言えます。 5月に永田裕志の挑戦者に指名した際に、キックの得意な選手を選ぶと言っていたのに、その条件は何処に行ったのやら・・・アンダーソンは、そこまでキックが得意な選手では無いんですけどね(笑)

「キックの得意な選手縛り」は、もう終わったと言う事でしょうか?

 

まぁそれは良いんですけど 試合巧者の2人だけに、良い試合になるのは間違いないでしょう。

この対決が今後の新日本にどう影響を及ぼすのかが、気になる所です。

 

現在の格で言えばモクスリー防衛が、濃厚でしょうが何が起こるか分からないのがプロレスだし、ひょっとしたらギャローズの介入込みで試合がひっくり返される可能性も有りますしね。

仮にアンダーソンが獲った場合は、本格的な新日本参戦に繋がるのは言うまでも無く 目的の一つを達成となる訳ですが、アンダーソンがUS王者となったらギャローズはどうなるのか?と言うのも気になる所。

 

シングル王座を持っている以上は、少なくともビックマッチではシングルが優先されそうだし そうなるとギャローズの出番は少なくなります。

 

個人的に一番望ましいのは、今回はモクスリーが防衛成功をして同王座はいずれ新日本の選手が獲り返す。

そして主戦場のアメリカでは、抗争は継続したままアンダーソン&ギャローズは、来年あたりにタッグチームとして新日本に復帰する流れが、一番望ましい様な気もします。

アンダーソン&ギャローズには、やはり彼らが新日本を去ってから台頭してきたGODとの対決に照準に絞って貰えれば、タッグ戦線の活性化にも繋がります。

 

これは、あくまで個人的な願望なので、アンダーソンが新日本に居た頃はまだ産まれていなかった「IWGP USヘビー級王座」をその腰に巻く姿を見たい人も大勢いる事でしょう。

確かにそれも少し思いますが、ギャローズの事を考えると・・・ぼっちになっちゃいますからね。

 

供にシングル路線に行くのならば問題無いですが、それは少し考え難いですしアンダーソンのシングル王座戴冠は、またの機会と言う事で!

とは言っても どちらの結果になっても どういう流れになっても普通に楽しめると思いますけど。