階級制度の意味

新日本プロレスには、ヘビー級とJr.ヘビー級2つの階級が有ります。

 

これは昔からの流れなんですが、団体によっては階級と言う物を明確に分けていない所もあります。

新日本の場合だとヘビー級は、100Kg以上

Jr.ヘビー級は、100Kg未満

これが公式の認定ルールとなっています。

 

階級制度が、有ると言っても正直微妙な選手も居ると思います。

明らかに、サバを呼んでいる選手も居ると思います。

現在の新日本参戦選手で、微妙な所だと・・・・

(全て公式です)

 

102Kg 内藤哲也、YOSHI-HASHI、鈴木みのる

101Kg 棚橋弘至

100Kg 石井智宏、SANADA、、タイチ、鷹木信悟、ジェイ・ホワイト、ジュース・ロビンソン

98Kg 本間朋晃

95Kg デビット・フィンレー

93Kg 飯伏幸太

86Kg ウィル・オスプレイ

85Kg KENTA、ザック・セイバーJr.

 

流石にヘビー級の体重で、Jr.だと言い張る人はそうそう居ないでしょうが

(Jr.時代の鷹木は怪しかったが)

自称ヘビー級が、こんなにも居ました(汗)

 

しかし こんなにも居るとは・・・

プロレスの世界は、曖昧な所が昔からあるんですよね。

これがプロレスの良い所でもあり 悪い所でもあるんですが・・・

 

ボクシングの様に、厳密な計量が有る訳でもなく プロレスに置ける階級ってのは、全て自己申告制になっているのが現状です。

「明日から俺はヘビー級だ!」と言えば 60Kgのヒョロヒョロでも明日からヘビー級です。

 

見た目からして分かり切っていましたがザック・セイバーなんてのは、どこからどうみてもJr.ヘビー級ですもんね。

体格的な問題は、技術面でカバーしてるのは、重々承知してますが、本来 そういう問題でも無いんです。

 

このグレーゾーンだらけの階級制度に、意味があるのでしょうか?

 

ヘビー級転向を果たした筈の何人かの選手も 主戦場を変えただけで、実際の体重はJr.ヘビー級だった・・・て人も何人か見受けられますしね。

 

選手の小型化が進んでいる今の時代では、ヘビー級も少なくなるのは、しょうがない話かもしれませんが、それならそれで時代に合わせて 階級制度の撤廃。

 

無差別級を推し進めてみるのも面白いかも知れません。