新日本プロレスは、契約更改のこの時期になると「今年は誰が退団するのか?」話題になるのは、もはや恒例行事とも言える毎年の出来事ですが、ウィル・オスプレイ、柴田勝頼に続いて タマ・トンガの退団も確定的なようです。
1月4日の東京ドーム大会で行われたNEVER無差別級王座戦では、激しい戦いの末に王者・鷹木信悟を撃破して タマ・トンガが見事に第42代王者に輝きました。
これからタマの防衛ロードが始まっていき、タマの新日本での躍進を期待していた人も多いと思いますが、試合後のコメントでまさかの退団発表が行なわれました。
「自分のキャリアにおいても魔法のような時を過ごしてきた。2か月前には3人目の子供が生まれたが、家族と長く離れて日本で戦ってきた。そうする事で日本が大好きな事、日本で出会った人達が大好きだと実感できた。 このような経験をすると、自分もレスラーの子供だったということを思い出す。そしてまた自分自身も子供を置いて、妻に育児を任せてしまっている。父親の気持ち、母親の気持ちを考えて、一つ決めた事がある。新日本で戦うのはこれが最後のひと月だ。家族の近くで仕事を探そうと思っている」
と1月末で契約が満了する新日本マットを離脱する事を表明して、家族の待つ米国に主戦場を移す事を宣言。
米国を主戦場にするという事で、この先もしかしたらAEWやWEWというのも視野には有るかも知れませんが、今回の退団は良くある契約上のトラブルや方向性の違いといったネガティブな理由による退団では無く あくまで家族の為に決断した事なので、応援したい気持ちでいっぱいですね。
まぁ・・・正直に言うとタマの新日本離脱は残念と言えば残念なんですけど、家族の近くで働きたい・・・この想いは誰にも邪魔する事が出来ないので、こればっかりは本当にしょうがないです。
むしろ新日本の留学生として長年 日本でプロレスをしてくれた事に感謝です。
バレットクラブ創設メンバーとして、自らはサポートに徹して長年カリスマリーダー達を支えてくれた事に感謝です。
シングルでも活躍できる力を持ちながらも、常にタッグ戦線を盛り上げてくれた事に感謝です。
タマ・トンガは外国人ではありながら、野毛道場で厳しい練習を耐え抜いた 紛れもなく新日本プロレスの誇りを胸に秘めたプロレスラー。
この先いずれ 新日本に上がる事も有るかも知れません。
外敵として来日が叶う日が有るかもしれません、
でもタマ・トンガは、長年 新日本を支えてくれた功労者で有る事には変わりは無いので、どこに行こうと どんな立ち位置だろうと応援します。
まずは契約満了のその日まで新日本での闘いは続きますが、その日が来るまでNEVER王者としてのタマ・トンガの姿を目に焼き付けましょう!!