7.3ドラゴンゲートの神戸ワールド記念ホール大会で、新日本プロレスJr.の象徴・高橋ヒロムとドラゴンゲートの象徴YAMATOが激しく激突しましたが、その試合後にヒロムの口から注目発言が飛び出しました。
ヒロムとYAMATOの試合に関しては、両団体のトップ同士とあって激しい試合となりましたが、YAMATOの猛攻を凌いだヒロムが、TIME BOMBIIでどうにか激戦に終止符。
どちらが勝ってもおかしくない好勝負でした。
試合後には、お互いに何らかの形で”次”を希望しており、恐らくこの2人の絡みが、これっきりと言うことは無いでしょう。
そして 更にヒロムの口から飛び出したのは、最近の活発な新日Jr.の交流により広がりつつある新たな展望。
今回ヒロムの口から飛び出した対戦したい相手の名前は、藤波辰爾。
そして田中稔でした。
自ら体重を落とすとまで言ったレジェンド中のレジェンドの藤波辰爾との対戦は・・・まぁここは実現の可能性はやや低い様な気もするので、置いておくとしても気になったのは、田中稔の方ですかね。
ヒロムは既にGREATの両国大会への参戦が決まっており、GREAT所属の田中稔は、ヒロムが新日本でデビューする前に新日本を退団した かつての中心選手。
ここは、意識するなという方が無理な話でしょう。
かねてから お互いに名前を出しあい新日本で活躍の時期は違えど、お互いを強烈に意識しているのは明らかだったので、ヒロムのGREAT参戦にあたって当然ながら高まるのは、2人の接触でした。
しかし ヒロムの話によると正確には今回狙いを定めているのは、田中ではなく ヒートの方らしいのです。
「田中稔さんの友達のヒートを呼び出したい」
うん・・・こう言うからには田中稔ではなくマスクを被ったヒートなんでしょうね。
IWGPJr.の11度の連続防衛記録を持つのは、田中稔ではなくヒートですしねぇ。
そう言われれば納得なんですが、個人的にはヒロムとやるならヒートじゃなくて田中稔の方が良い様な気がします。
確かに今だ破られぬ防衛記録を持つのはヒートですが、あの時代の新日Jr.を引っ張っていたのは短期間で消えたヒートではなくて 田中稔でしたから新旧エース対決をやるのなら、やはりヒロムvs稔の方が絵にはなります。
ただヒロムがこのままIWGPJr.の防衛を重ねた際には、防衛記録である 11度目の防衛戦でヒートを指名するという考えを示しているので、今回のGREAT参戦でその種を巻いておく為に、ここでヒートとやるのは、アリかも知れませんね。
ヒロムは現在の4度の防衛に成功しているので、11度目の防衛を迎えるには、あと6度防衛しなきゃいけないんですね。
今年は無理かな・・・
いずれにしても今回のヒロムのGREAT参戦か・・もしくはどこかの近い将来でヒロムとヒートが接触する可能性が高くなってきたと言えるんじゃないでしょうか。
田中稔も新日本退団以降は、新日本と絡むことは有りませんでしたが、時が流れ昨年には新日本の旗揚げ記念日で、13年ぶりに新日本のリングに田中が姿を現しているし、新日本とGREATの関係も良好なので、可能性は多いにあるでしょう。
もし実現すれば、かなり楽しみな絡みです。
そしてヒロムが順調に防衛を重ねヒートが、対角線に立つ日はあるのか!?
その為にはヒロムが後6回の防衛をしなければならないので、なかなかハードルは高いですが、いずれその時が来るのを楽しみに待ちましょう!