6月24日ノアでは、何とも衝撃的な発表がありました。
この日は、拳王が自らの地元である徳島市立体育館で、デビュー15周年記念大会として試合があったのですが、試合の方は奥の手の炎輪を繰り出して拳王が見事に勝利すると言う記念大会に相応しい結末を迎えました。
しかし誰もが驚いたのは、この後
何とマイクを持った拳王が「俺のプロレスラーとしての15年の成長、どうだったか? 今はノアだけじゃなく、プロレス界の先頭を走っている金剛、どうだったか?」
うんうん 確かに今や金剛は、新日本のL・I・Jやバレットクラブに並ぶ国内有数の人気ユニット。
最初のうちは地味なユニットだなぁ・・・と思っていた金剛でしたが、メンバーの増員や熱い試合など。 そして拳王の愛されるべきキャラもありいつの間にか、メッチャ金剛の事が好きになっていました。
しかし その直後だ。
「安定望めば進化なし! 今日で金剛は解散する!」と唐突に発表。
え?マジ? 何で?
こんな感想しかありませんでしたが、会場もどよめきに包まれ、事前に知らされていたのかどうかは定かではありませんが征矢はリング上で大号泣。
「これはもっともっと俺たちがプロレスラーとして進化していく為の解散だ。 俺もそうだし、ここにいるメンバーも強い信念を持って、このノアを業界トップまで持っていく。その約束はする。だからオイ、今日で解散しても、強い信念を持っている俺たちについてきてくれ!」と呼びかけた。
拳王の言葉を聞いて少しは安心しました。
今回の解散は、決してメンバーの仲違いや、ここ最近のメンバー脱退でユニットその物が求心力を失っているから・・・と言った後ろ向きな理由では無い事なので、それぞれが成長して行く為の発展的解散と言う事でしょうか?
拳王がそこまでの強い信念を持っているのなら、この解散に関しては惜しくはありますが、「金剛」ではなく これからの「一個人」としての拳王達を応援して行く事が正しい姿なんでしょうね。
欲を言えば2度に渡り 負けたままで終わっているL・I・Jとは三度目の正直を期待もしていたのですが、他団体も絡むとなればタイミングもあるし、何より今 拳王が解散を決めたのなら こればっかりはしょうがないです。
一個人としての拳王の内藤哲也へのリベンジの機会が訪れるかもしれないので、これからはその時を待つとしましょう。
2019年5月に結成された反体制派集団「金剛」は約4年の歴史にピリオドを打つ事になりました。
自分は基本的には、新日本ファンなんですが、金剛も知らない間に本当に大好きなユニットになっちゃってました。
赤で統一された「金剛」
強くて面白くて、本当に面白いユニットでした。
これからは個人としての拳王をはじめとした 元メンバー達に注目ですね。