新日本プロレスが15日に、来年1・4東京ドーム大会で、新型コロナウイルス蔓延防止の為に制限していた声出しを〝全面解禁〟すると発表した。
これまでは声出しをする場合は、50%の収容制限下でのみ許可されており、フル収容の大会では、声出しは長らく禁止状態でした。
これは世の中の情勢を考えるとしょうがない事ですが、ファンとしては物足りないと感じる部分ではありました。
会場に行く時は勿論ですが、テレビやワールドで視聴する際でも、やはり歓声のあるプロレスと歓声の無いプロレスでは大違いですからね。
収容制限のある会場だと 客数は少ないですが、やはり会場が盛り上がるとモニター越しに観ているだけでも気分の盛り上りは段違い。
先日行われたワールドタッグリーグ決勝の仙台大会は、実際に会場で観たのですが収容制限なしだったので、確かにお客さんは入っていましたが、やはり歓声の無いプロレスは寂しかったです。
歓声もプロレスを盛り上げる大きな要素の一つ。
これは間違いない事なので、年間最大のビックイベントを盛り上げる為に・・ファンの要望を叶える為に、大張高己社長が、内閣官房新型コロナウイルス等感染症対策推進室や専門家などと協議を重ねた結果「大声にあたらないもの」は100%収容した会場でもOKとする事が、認められました。
「大声にあたるもの」
この定義は少し難しいかも知れませんが、深く考える必要はありません。
普段より大きな声でのフルコーラスでの合唱や長時間の会話はNGですが
『1、2、3、ダー!』
『デ・ハポン!』
などの一時的に、叫ぶのはOK
ヒールに対するブーイングもOK
選手名を叫んだりするのもOK
要するに単発的な発声ならばOKという事なので、普通のプロレス観戦に伴う声だし程度なら、特に問題は無いようです。
もちろん手指の消毒、不織布マスクは今まで通り着用する事が、最低限のマナーで
「プロレスを守る事」
「選手を守る事」
「他のファンを守る事」
に繋がるので、そこはファンの一人一人が、高い意識をもつ必要があります。
しかし東京ドームのような大舞台で、声だし解禁になったのは、とてつもなく大きな事です。
この新ガイドラインが適用されるのは、現時点では1・4東京ドーム大会のみですが、それでも最高の舞台で歓声のあるプロレスが展開される事は、プロレスの再興につながる事だと思います。
当たり前だった日常が、少しずつですが確実に戻りつつあります。
かつての様なプロレスの盛り上がりが、一日でも早く戻って来る事を心より願っています。