昨年はIWGP世界ヘビー級王者として、新日本プロレスを引っ張る華々しい活躍をしていた鷹木信悟ですが、今年の活躍に関してはKOPW保持者にはなっている物の昨年に比べて物足りなさを感じていた人も多いでしょう。
実際に今年の鷹木は、KOPWを除いて印象に残る活躍は、ほぼ無いような感じです。
しかし今の鷹木は、決してコンディションが悪い訳でもないし、試合内容も安定しています。
その中での低迷は、単に活躍の機会がなかっただけというか、鷹木が主役に躍り出るには、まだ機が熟していなかっただけだと思います。
しかし2022年も間もなく終わろうとしている今 鷹木がある動きを見せました。
鷹木の古巣であるドラゴンゲート 6日の後楽園ホール大会で、YAMATOやB×Bハルクらの試合後に、テーマ曲と共にどよめきの中、突如花道に現れリングインしたのは、何と鷹木信悟。
鷹木がドラゴンゲートに現れるのは、2018年10月の実に4年2ヶ月ぶりとなります。
ドラゴンゲートを退団して新日本に、闘いの場を求めてからは、成り上がる為に新日本にのみ集中していた鷹木は、ドラゴンゲートとの関わりを持っていませんでしたが、ここに来て まさかの古巣への帰還。
「昨年はIWGP世界ヘビー級王者となりプロレス大賞MVP。今年は意外にも暇でな。はっきりいって暴れ足りないんだよ」。
と切り出した鷹木は、巡業先でたまたま25日のドラゴンゲート福岡国際センター大会のポスターを見つけたらしく、思わず今回のドラゴンゲートの会場に足を運んだそうです。
「40歳になって一人暮らし、独身。勿論クリスマスも暇なんだよ。ここまで言ったら分かるよな」
と久々のドラゴンゲート出場を明言しました。
取り敢えずクリスマスに一人で寂しいから女性人気の高いドラゴンゲートの選手に、女の子を紹介しろとかじゃなくて良かったです(笑)
しかし これは面白そうです。
最近は「新日本の鷹木」に見慣れていたので、他団体で試合をするのは新鮮だし、古巣への参戦と言うことで刺激も充分。
KENTAのノア参戦
SANADA、タイチの全日本参戦
最近は古巣に参戦する事が、プチ流行しているのか、新日本の移籍組の古巣参戦が増えていますね。
これは長いキャリアを持つ選手ならではのサプライズなので、その後の展開も含めて楽しみです。
かつての仲間達との再会は、話題になるのは勿論、離れていた期間のお互いの成長を知る事も出来るので、本人達にとっても良い刺激になるでしょう。
リング上ではYAMATOから
「4年前に俺が言った『いつやってくれるんですか?』という約束を果たしてもらおうか」
とかつての対戦の約束を持ち出され、今回の参戦に当たり、ハルクをパートナーにYAMATOとの対戦が実現。
YAMATOのパートナーには、菊田円が志願してして対戦カードが決まりました。
鷹木のかつてのライバルだったハルクやYAMATOとの再会も気になりますが、鷹木の退団後にデビューした若い菊田との遭遇も気になる所。
25日の決戦の地は、デビュー戦やドラゴンゲートでのラストマッチを行った思い出の地だけに、福岡に降り立つ鷹木に今度はどんなドラマが待っているのか目が離せません。
そしてドラゴンゲートから帰ってきた来年の鷹木信悟にも注目ですね、