4・16新日本プロレスの米国・シカゴ大会で、90年代の新日本を知る人なら誰もが知っている あの選手が久々に登場しました。
〝超竜〟スコット・ノートンです。
1990年の初来日から長年トップ外国人として時には武藤敬司や橋本真也の壁となり、新日本が様変わりしても永田裕志や中西学の壁となってきたノートンが久々の新日本登場。
2017年の東京ドームで、ニュージャパンランボーに参戦した時も周囲を驚かせましたが、お祭り感の強いバトルロイヤルと違って 普通のタッグマッチでの登場となると意味もまた変わってきます。
海外での興業とは言えノートンの新日本参戦は、5年振り。
しかも今回は、カール・アンダーソン、ドク・ギャローズ、ヒクレオ、エル・ファンタズモ、クリス・ベイと組んでバレットクラブの一員としての試合なので驚きです。
加えて相手は今が旬の「ユナイテッドエンパイア」
ジェフ・コブ、グレート-O-カーン、アーロン・ヘナーレ、TJP、カイル・フレッチャー、マーク・デイビスとの12人タッグマッチで激突した。
アンダーソンに呼び込まれる形で、大歓声の中 姿を現したノートンは、昔と変わらぬ大暴れで、60歳にして今なお健在。
特に現行世代のパワー自慢コブとの ぶつかり合いは、是非続きを見てみたいマッチングでした。
試合こそ ユナイテッドエンパイアが勝利しましたが、アンダーソンはバックステージで「俺たちは世界的に有名な〝OG〟バレットクラブなんだ。試合の結果はどうであれ、大事な事は俺がこのレジェンド、スコット・ノートンの隣にいる事なんだ」と強調。
それを受けたノートンは「凄い日になった。でも、結託しただけで満足はしていられない。勝たないと意味がない。一つ言える事は、誰にもバレットクラブの邪魔はさせない」と吠える。
このコメントを聞くと どうしてもNextを期待してしまいますね。
ノートンの参戦が途絶えた時には、残念な思いがあったので、今回のノートン参戦は懐かしくもあり 嬉しく思います。
ただ出来る事なら次は、アンダーソンやギャローズと共に、久々の来日を果たしてバレットクラブのメンバーとして日本で大暴れして貰いたいです。
現実問題として60歳になるノートンが、昔の様に第一線で闘うのは流石に無理があるでしょうから、多人数のタッグマッチでも良いので、日本でノートンのファイトを見たいと思うのは、自分だけでは無い筈。
50周年イヤーの今だからこそ、レジェンド外国人の超竜スコット・ノートンの復活を強く望みます!