1.1 NOAH日本武道館大会
元日から行われたビックイベントは、いつも通りの激しい戦いの連続でした。
中でも注目なのは2つのタイトルマッチ
GHCヘビー級選手権
中嶋勝彦vs潮崎豪
GHCナショナル選手権
拳王vs清宮海斗
結果から言うと共に、激戦の末に王者の防衛と言う事で、1·8の対抗戦にも弾みをつける事になりました。
GHCヘビー級選手権は、これからのNOAHの主導権を握るべく「アイアムノア」を懸けて前哨戦から、何度も激しくやりあってきた2人の決着戦。
中嶋が師匠・佐々木健介譲りのノーザンライトボムで潮崎を撃破したのは、久しぶりに健介ファミリーの絆を見た様な気がしました。
GHCナショナル選手権では、去年からスランプ脱出の兆しを見せていた清宮のベルト奪取も期待されていましたが、これまでナショナル王座の価値を上げ続けて来た拳王がの意地が、少しばかり上回った様です。
今回防衛した2人は、金剛の2TOP
1.8の対抗戦で金剛と総力戦を行なう ロス・インゴベルナブレスとしては、最も美味しい展開になりましたね。
2大王者のどちらかかと取れれば、タッグマッチながらも対抗戦は大きく優位に立つ事になる訳ですが、金剛としては2大王者が肩を並べている以上は、何が何でも負けられない一戦ですね。
ロスインゴ側は、現IWGP世界王者の鷹木信悟は、中嶋と拳王がベルトを持って来る以上は、自分だけベルトを失って来る訳にはいかないので、プレッシャーは凄まじい物だと思います。
そんなプレッシャーに押しつぶされる様な鷹木では無いと思いますが、その為にはオカダ・カズチカとウィル・オスプレイに連勝しなくてはならないので、そのハードルはとてつもなく高いです。
出来る事なら王者対決が、対抗戦の盛り上がり的にも好ましいのですが、果たしてどうなるのでしょうか?
対抗戦発表の記者会見の舞台に立ち、念願のオカダとの対戦のリングに立つ清宮は、丸腰でオカダ&棚橋の新日本の2大エースに挑む事になったのは不覚の至りでしょうが、ベルトなど無くても熱い戦いを見せて貰いたいです。
勿論オカダが、鷹木&オスプレイを連破して IWGP世界ヘビー級を持って来る事が出来たら 清宮にとっては更に美味しい相手になるので、2022年の巻き返しの足掛かりになるかも知れません。
今回の日本武道館大会の結果が、2022年のNOAHの流れに大きく影響する事になるのは間違いないですが、新日本との対抗戦に置いても 色々な影響を及ぼしそうです。
拳王が試合後に、新日本に対して言い放った
「テメーラが困っているから俺達の力を借りようとしているんだろ?」
「何十年もプロレス界のトップにいるから考えがおかしくなったんじゃなーねのか?」
「日本プロレス界の序列を変えるスタートだ!!」
今まで比較的おとなしかった拳王が、王座防衛した事で遂に口を開きましたが、やはり胸の中はメラメラと燃えていました。
対抗戦が熱くなって来ました!!
特に金剛vsLIJの対決は、熱くなる事間違いなしですね!!