棚橋弘至の太陽ブロー

相手のボディ打ち込むパンチ

太陽ブローなどと言う特殊な技っぽい名前が付いていますが、何て事はない棚橋弘至の使用する普通のボディブローです。

 

2006年に、棚橋が悲願のIWGP王者となった際の初防衛戦となる 天山広吉戦に向けて開発した普通のパンチ。

当時の天山も2005年の小島聡との抗争の中で、ボクシング特訓を行ないアナコンダフックを身につけていますが、それに対抗して編み出されたのだろうが、この技です。

そもそも打撃が得意な訳でも無ければ、ボクシングなどの打撃系格闘技の経験も無い棚橋にとっては、打撃は一番苦手な分野の筈なんですけどね。

棚橋の打撃と言えば、強烈な張り手くらいしか思い浮かばないのに、何でパンチをマスターしようと思ったのかは良く分かりません。

 

パンチで天山に対抗する必要が、一体どこに有ったのかは今でも謎です。

 

さすがに独学で、パンチをマスターした訳はなく棚橋と同じ2006年の7月に、ボクシングWBA世界スーパーフライ級王者に輝いた名城信男に師事して、彼の指導のもとマスターしたのが太陽ブローでした。

もちろん棚橋の当時のニックネームである「太陽の天才児」が、ネーミングに由来しているのは言うまでも有りません。

 

ちなみに、スーパーフライ級王者の元でのボクシング特訓と言っても たった一日の特訓なんですが、一日で必殺のボディブローをマスターしちゃうなんて やっぱり棚橋は太陽の天才児ですね(笑)。

ついでに言うと天山もちょっとのボクシング特訓で、アナコンダフックをマスターしちゃう辺りは、天山も凄まじい才能の持ち主かも知れません(笑)

 

棚橋も天山もボクシングの才能有り過ぎなので、いつでもボクシングに転向出来そうです。

 

棚橋のパンチと言うのは、余りイメージ的にもピンと来ないし、実際にそこまで威力が有る様にも見えないし、第一似合わないので、てっきり直ぐに使わなくなるだろうと思っていましたが、そこまでの頻度では無いにせよ結構な長期にわたって使い続けていますね。

特に効果的に決まった・・・と言うのは見た事ありませんが(汗)

 

それもそれで、どうなの?・・・って感じですが。