最近の新日本プロレスを見て思う事が一つ
絶対的な大型外国人の不足です。
ケニー・オメガ、ジェイ・ホワイト、AJスタイルズ、プリンス・デヴィット
ここ数年のトップ外国人は、一見するとJr.ヘビー級でも通用する位に、スマートでイケメンのカッコいい選手ばかりです。
それも良いですが、怪物的な大きさの外国人が殆ど居ません。
90年代だと ビックバン・ベイダー、クラッシャー・バンバンビガロ、スコット・ノートン、トニー・ホーム
大きくて怖くて強そうな外国人が、うじゃうじゃ居ました。
こんなの日本人レスラーが勝てるのか?ってレベルの外国人選手が居た方が、プロレスは面白いと思います。
かつて武藤敬司が、どんな攻撃をしてもノートンにまるで通じず 会場がとてつもない絶望感に包まれていた事が有りましたけど そこまでいかないにしても日本人と互角のレスラーばかりじゃなく「どうやって攻略すれば良いんだ?」位の演出を見てみたい。
見るからに怪物じみた外人レスラーってのは、昭和からのプロレスの醍醐味です。
日本人VS外国人ばかりじゃなくても大型外国人同士のド迫力バトルってのも たまにはやって欲しいです。
古くは、ハンセンVSアンドレから
ベイダーVSハンセン
ベイダーVSヒガンテ
当時からプロレスを見ていた人達は、リングが壊れんばかりの怪物達の戦いを興奮して見ていた筈です。
2000年に入ってからも ジャイアント・シン、ジャイアント・シルバ、ジャイアント・バーナード
大きい外国人は定期的に来ていましたが、いつしか外国人に求められる物も変わったんでしょうか?
大きくて怖くて強い外人より
カッコ良くて速くて強い外人
こんな感じで、シフトチェンジした様に感じます。
勿論カッコいい外人も好きだし 必要ですが大きい外国人も絶対に必要です。
最近だとバットラック・ファレ位でしょうか?
ランス・アーチャーも大きかったですが、スマートな体型過ぎるし普通にイケメンだし そこまで怪物的なレスラーでは無かったですかね
(去年からの暴れっぷりは凄かったけど)
マイケル・エルガンは、豪快だったけど上背が余り無かったし、妙に愛嬌が有りましたから その系統とは少し違いますね。
最近では、外国人選手は多過ぎる位なのに、大型の選手は余り呼ばないのが不思議。
闘う側の相手の負担が、多過ぎるから嫌なんでしょうか?
レスラーの小型化が進んでいるから なかなか大型選手が捕まらないだけでしょうか?
とにかく外人選手を呼ぶなら 大きいのから小さいのまでバリエーションが有っても良いんじゃないでしょうか?
その方が、お互いのキャラクターも引き立つし絶対面白いと思います。