新日本プロレスファンならば、誰もが気になっていたG1クライマックス。
9月5日のメットライフドームにて、休憩前に遂にその全容が明かされました。
今年は全19大会、合計20名のレスラーがエントリーし、9月18日より大阪府立体育会館で開幕戦を迎える『G1 CLIMAX 31』の出場メンバー&ブロック分けの発表は・・・
●Aブロック
Aブロック | |
飯伏幸太 | 2019、2020優勝 |
石井智宏 | |
矢野通 | |
鷹木信悟 | IWGP世界ヘビー級 |
内藤哲也 | 2013、2017優勝 |
ザック・セイバーJr. | |
グレート-O-カーン | |
KENTA | |
タンガ・ロア | |
高橋裕二郎 |
Bブロック | |
棚橋弘至 | IWGP USヘビー級 2007、2015、2018優勝 |
オカダ・カズチカ | 2012、2014優勝 |
後藤洋央紀 | 2008優勝 |
YOSHI-HASHI | |
SANADA | |
タイチ | |
ジェフ・コブ | |
EVIL | |
タマ・トンガ | |
チェーズ・オーエンズ | |
まず このメンバーをパットと見た時の印象は「物凄い通常運転だな」と言う事。 目玉とも言える他団体や海外からのサプライズゲストも居ないので、目新しさは余り無いです。
別に身内だけで固めるのは構わないのですが、これは前から予想されていた事ですが現在アメリカの方を主戦場にしている ジェイ・ホワイト、ジュース・ロビンソン、デビット・フィンレーの3人が居ないのは寂しいですね。
言わずともジェイなんかは優勝候補だし、ジュースも上位に食い込むだけの実力は有るだけに残念。
フィンレーは、ニュージャパンカップで、準決勝まで進んだ実績も有るから、今年のG1は頭角かと思われていたんですけどね。
同様に今年のG1は、出場確定と思われていたアーロン・ヘナーレ。
ヘナーレに関しては、スランプからのユナイテッド・エンパイア入りで生まれ変わってばかりで今年のG1初出場に期待していたのですが、試合中のアクシデントで首を痛めたそうなので、これはしょうがないでしょう。 初出場は来年に持ち越しになりそうです。
そして絶賛ふてくされ中の前・IWGP世界ヘビー級王者のウィル・オスプレイも当然の様に不参加。
彼の不参加は、なかなか痛い所ですが、王座を返上させられた事の恨みつらみを言いながら「しばらく日本にはいかないしG1にも出ない!」と豪語していましたが、まさか本当に出ないとは・・・
無駄に完成度の高い偽物のIWGP世界王座を手に自分こそが「リアルIWGP世界王者」と叫んでいるそうですが、遠く離れた海外でそんな事を言う位ならG1に参加して、それを証明して欲しかったですね。
不参加組は様々事情が有るので、しょうがないとして その反面 期待を抱かせるのは、G1初出場組には注目です。
グレート-O-カーン、タンガ・ロア、チェーズ・オーエンズ
この3人は、流石に優勝戦線にまで残るのは難しいでしょうが、どこかで大物喰いをして リーグ戦をかき乱すのは間違いないと思います。
それだけの実力を持った3人ですから。
何気にタンガ・ロアのシングル戦線の本格参入は楽しみ。
個人的には「真壁出せや」「鈴木みのる出せや」「第三世代も出せや」とは思いますが、このメンバーならサプライズは無くとも熱いG1になるのは、間違いないでしょう。
ほぼ同時期に行なわれるNOAHの過去最高メンバーを集めた今年のN-1に比べると、話題性で劣る部分が有るのは否めませんが、話題性で負けるならとことん試合内容で勝負して欲しいですね。
NOAHとしても内容で負ける気は無いでしょうから、そうやって競い合う事で日本のプロレス界は、必ず良い方向に進んでいく筈。
今年の秋は、熱い秋になりそうです。