日本プロレス界に、名を残す名タッグ
天山広吉&小島聡の”天コジタッグ”も1999年のタッグ結成から22年ですが、さすがに22年にもなると様々な名勝負や実績と供に、色々なドラマやその中で生まれた名言・迷言も数多く存在します。
名タッグチームを形容する場合「1+1が3にも4にもなる」とは、昔から良く言われます。
息の合った物同士のタッグチームならば、単純な個々の力だけでなくチームワークが大きな倍以上の力になると言う事は、タッグマッチの基本。
天コジも同じ釜の飯を食って新日道場で供に育ち、時には敵対関係として競い合ったり、若手の頃からお互いの人間性も実力も良く知っている2人だけに、1+1=2なんて単純な計算になる様なタッグチームでは有りません。
天コジは、タッグを組むと必ず息の合った連携を見せてくれます。
そんな天コジタッグのある日の試合の事
この日も調子が良かったのでしょうね。息の合った連携で、試合に勝利すると試合の勢いそのままに、バックステージでも勢いにのって自分達の力を誇示します。
まぁこれはプロレスでは良くある事だし、勢いに任せてアレコレ言うのもプロレスでは良くある事。
しかし いつも通りのコメントの筈が、20年以上経った今でも ある意味語り継がれる迷言が誕生する事になります。
それが、小島の放ったこの一言。
「俺達は1+1で200だ。10倍だぞ、10倍!」
何だか物凄い計算になっちゃってます。
普通なら1+1=2なところ、天コジタッグの場合は200になると言ったまで良かったのですが真面目な顔で「10倍だぞ」とか言っちゃいました。
小島さん 2の10倍は20です。
小島さん 200は2の100倍です。
勢いにのってガナリ立てたまでは、良かったのに盛大に計算間違いをしてしまった小島さんは天然全快で、やはり憎めないキャラです(笑)。
単純な計算違いなんでしょうが、試合後の興奮状態のせいもあるんでしょうね。
それにしても レスラーは試合後にどんなに疲れていても興奮していても身体が痛くても、バックステージのコメントには気をつけないと 何十年たっても文字に残るし、ネタにもされるし大変ですね(笑)