新日本プロレスとWWE
日米のメジャートップである この両団体が、レスリング・オブザーバーによると、業務提携に向けて交渉中とのニュースが飛び込んで来ました。
個人的には、WWEには余り興味無いのですが、それでもこの両団体が業務提携となるとプロレス界にとっては、かなり大きなニュース。
外交に積極的な新日本とは対照的に、WWEはこれまで数年間 鎖国を貫いて来た団体です。
過去に新日本の獣神サンダー・ライガーが、WWEの下部組織であるNXTに参戦すると言うスポット的な例外はありましたが、業務提携となると話は大きく変わって来ます。
現時点では、まだ確定事項では無いし噂の域を出ませんが、レスリング・オブザーバーとて何の確証も無しに、こんなニュースを流さないでしょうから 両団体に何らかのアクションが有った事は、間違いないと思います。
ただ この交渉がいつから始まって 何処まで進んでいるのか?と言う具体的な内容も全く分からない状況なので、交渉決裂になって 何の発表もないまま無かった事になる可能性も充分にあるので、それだけは避けて欲しい所。
日本にもWWEのファンは多く居るし 逆にアメリカにも新日本ファンは多く居るので、双方に取ってメリットだらけなのは明白なので、是非とも実現して欲しいですね。
棚橋弘至やオカダ・カズチカがWWE世界ヘビー級に挑戦とかの話になると ワクワクが止まらないし WWEのスーパースター達が、IWGP世界ヘビー級に挑戦と言うのもかなり面白い展開になりそうではあります。
王座が絡まないとしても 実現して欲しい夢のカードや夢のタッグ等 挙げだしたらキリがありません。
WWEに全く興味の無い日本のファンにも かつて新日本に在籍していた中邑真輔やKUSHIDA、AJスタイルズ、プリンス・デヴィットら馴染みの顔も揃っているので、彼らとの再会があると考えるだけでも夢が膨らむ一方です。
つい先日の中邑が発言した「棚橋弘至ともう一度闘いたい」と言う発言
実は水面下で進んでいた交渉を暗示する複線だったのかも知れないし、棚橋vs中邑の再会マッチなんて 2人の歴史を知っている人からすればタマランです。
まぁ気になる点が有るとすれば、新日本は現在AEWやインパクト・レスリングに選手を派遣して良い関係を保っていますが、その中で「WWEとも仲良く」と言う事が、出来るのでしょうか?
みんな仲良く・・・が理想なんですが、そう綺麗事だけで済まないのが、大人の世界でありビジネスの世界。 どこかと縁が切れてしまう可能性は、普通に有ります。
少なからずマイナス面は、かならず出て来るでしょう。
今回の提携の裏には、このコロナ禍による動員減・収入減少が、両団体供に大きく関係してると思っています。
それでも仮にWWEとの提携が、合意に至ればプロレス界にとって日米どころか世界をも巻き込んだ起爆剤となるので、再び コロナ禍に苦しむプロレス界に活気が戻る事でしょう。
今は朗報を待つのみです。