3月30日 新日本プロレスで、新設されたIWGP世界ヘビー級のベルトが、遂にお披露目となりました。
注目だった そのデザインは、歴代のIWGPヘビー級を融合したような感じで、バックルはIWGPインターコンチネンタルを意識したデザイン
歴史ある2つのベルトを統一した新設王座と言う事で、このコンセプトは良いと思います。
IWGPの面影が、跡形もなく無くなってしまうのは、思い入れのあるファンとしては寂しいですからね。
ただコンセプトは良いんですが、少し奇抜な形なので、ゲームとか漫画に出てきそうなベルトっぽいかな~?と言う印象。
まぁ見た目の印象は、ずっと見てれば馴れてくるかも知れませんが、さすがに今はまだしっくりきませんね。
でも ピカピカの新しいベルトは、やっぱり憧れちゃいますけどね。
さて このベルトを作るきっかけとなった 未だ賛否両論が渦巻くIWGP統一問題ですが、個人的には やはり今でも統一には反対です。
しかし これから先のベルトを巡る闘いに関しては、楽しみでしかありません。
ベルトの歴史は闘いの歴史なので、これから先のIWGP世界ヘビー級を巡る闘いが、素晴らしい闘いで幾つもの名場面を作り続ける事が出来れば、ベルトの価値も上がってくるし 見た目に関しても格好良く見えてくるかも知れません。
取り敢えずは、初代王者の飯伏幸太のこれからの闘いに期待したいですね。
そして飯伏と言えば ベルト贈呈後の初試合で、天山広吉&小島聡とトリオを結成して今現在 最も勢いのあるユナイテッド・エンパイアと激突したのですが、初代王者として見事に、ジェフ・コブをカミゴェで降し初陣を勝利で飾っています。
初陣から いきなり負けてたらカッコ付かないので、これは良かったんですけど 試合後に新ベルトを小島らに見せながら「小島聡の名前ものってますよ」と報告していたのが、もっと良かったです。
これは歴代王者へのリスペクトですよね。
2つのベルトを残したまま新しい歴史を作ると言っていた飯伏の主張は、ぶっちゃけ良く分からなかったのですが、新ベルトにはこうして歴代王者達の歴史がしっかりと残されていました。
これは嬉しいですね
例え名前と形が変わっても 全ての歴史が無くなった訳では無いようなので、これからは初代王者の飯伏と いずれ生まれる新たな王者達や挑戦者達には、かつてのIWGPヘビー級とインターコンチネンタルに負けない程の熱い戦いと歴史を築いて欲しいです。
新日本プロレスの新しい歴史が、今始まります!