殆どのプロレスラーには、ライバルと言われる存在が居る物です。
真のトップレスラーになる為には、ライバルと切磋琢磨していく事は
必要不可欠で、ストーリーの構築にも貴重な存在になってきます。
アントニオ猪木=ジャイアント馬場
長州力=藤波辰爾
武藤敬司=橋本真也=蝶野正洋
馳浩=佐々木健介
天山広吉=小島聡
棚橋弘至=中邑真輔
過去のトップ選手を見ても やはりライバル関係を築いている選手は多いです。
例えば入門が同期であったり 年齢が近かったり ポジションが近い為に、自然とライバル関係になる事だってあります。
それ程 接点がなくても他団体で、比較対照になる選手が居ると武藤敬司や三沢光晴の様に、いつしかお互いを意識してくる事もあるでしょう。
現在の新日本プロレスのトップレスラーは、紛れもなくオカダ・カズチカですが、彼のライバルは誰になるのか?
正直ライバル不在の状態が続いています。
海外修業から帰って来るや 成長ストーリーも無く スランプも経験せずに、あっという間に、時の王者・棚橋を破り その年のG1も優勝して一気に頂点まで駆け上ってしまったのが原因だと思います。
オカダが、化け物過ぎたってのもあるんですが、成長過程をすっ飛ばして今のポジションまで来ちゃったもので、ライバルと凌ぎを削るって展開が無かったんですよね。
後藤洋央紀は、何度かオカダに勝った事もある実力者ですが、タイトル戦で敗北した後に、ケイオスに引き抜かれオカダに下に付いている感じになっているので、勿体ない事に残念ながらライバルとしては、論外です。
去年に、本人公認でSANADAがライバルと一応はなったみたいなんですが、ライバルと言うには、戦績的に圧倒的な差があるし オカダから初勝利をあげるまで 5連敗もしています。
戦績が全てでは無いし 年齢も同じ事もあって条件的には申し分ないんですが、バリバリの新日本のトップ ケイオスのトップのオカダに比べて ロスインゴのNo.2~3に位置するSANADAは、格的に見劣りしちゃうんですよね。
いつの日かSANADAが、ロスインゴを卒業した時は、誰もが認めるオカダのライバルになるかも知れません。
格で言うなら棚橋は、文句無しですがライバルとは少し違いますね
オカダがエースになるには越えなきゃいけない壁と言う立ち位置です(越えた?)
その棚橋の後継者の飯伏幸太なら悪くないと思います。
少しフラフラしてる時期も有りましたが、今の飯伏はギラギラしてて
オカダへの対抗心も強いし 適任じゃないでしょうか?
現メンバーでは、内藤哲也もユニットのリーダー格と言う事もあり そのポジションに、近いかも知れません。
今年のドームでも試合後に、拳をつき出したシーンは正にライバルと言うのに相応しいものでした。
しかし今でこそ内藤は、オカダを破りIWGP二冠王者になっていますが、コンディションも余り良くない事も多く またIWGPをぶん投げて、いつインターコンチネンタルに行っちゃうか分からないですからね。
ジェイ·ホワイトに関しては、実績や対オカダの戦績は素晴らしいですが、まだまだ若く 発展途上中なので これからでしょうか
惜しいのは、ケニーオメガ。
年齢も四歳差で、供にユニットのリーダーでポテンシャルも抜群。
闘えば毎回ベストバウト級
今、新日本に居ない人の事を言っても しょうがないが、つくづく新日退団は、惜しまれます。
違う道に進んだ二人ですが、いつか再び対峙する日は来るのでしょうか?
そう言えば過去のキャリアを捨てて 新日本で再スタートを切ったオカダは、新日本ではYOSHI-HASHIと同期なんですよね。
凱旋帰国も同じだったので 色々とライバルっぽい条件を兼ね備えてはいます。
でも兼ね備えているだけでした
YOSHI-HASHIもっと頑張れ!