新日本プロレスの人気ユニットで、主に外国人選手で構成されるバレットクラブ。
他のユニットと違う点は、リーダーが様々な理由で新日本を離れた事で、リーダー格が代わっていってる事。
バレットクラブには、明確なリーダーは存在しないと言う事は、初期から言われていましたが、ユニットの中心人物となる選手は、どうしても出て来るし 一般的には人気面や実績からして事実上のリーダーは存在します。
初代であり創始者のプリンス・デヴィット
2代目のAJスタイルズ
3代目のケニー・オメガ
そして4代目のジェイ・ホワイト
上記の4人に言えるのは、皆が素晴らしいレスラーだと言う事。
これは間違いありません。
歴代リーダーの誰が一番かと言われれば それぞれが良い所もあれば悪い所もあるし個人の主観もあるので、一番を決めるのは無理でしょう。
でも個人的な意見ならば 現リーダーのジェイ・ホワイトが一番だと思います。
他の3人も素晴らしいし、大好きでしたが最近のジェイは本当に凄いと思います。
留学生で外国人ヤングライオンとして新日本道場で育った彼は、当時から野心が物凄かったらしく あのバットラック・ファレもジェイが、ここまで上がって来る事は、当時から分かっていたそうです。
ジェイの試合は、とにかく緩急の付け方が凄いんですよね。
途中までは、のらりくらり闘い 相手の打撃で派手にフッ飛ばされたり 時には相手に許しをこうジェスチャーを見せたりと、決して強さを感じさせるレスラーでは無いのかも知れません。
でも強いんです。
今までのスローなペースから攻めに転じるスピードが、正に一瞬ですし繋ぎとして使う技が、なかなかエゲツナイのが多いんですよね。
そして何と言ってもフィニッシュのブレードランナー。
これは、どんな体勢からでも技に入って来るし 相手の必殺技を切り返して少ないモーションで、僅かな隙さえあれば 一瞬で決める事が出来る為に、観ている側からすれば かなりハラハラする展開になる恐ろしい技です。
決まれば確実にフォールを奪える一撃必殺と言うのが、ほんの少しも気を抜けない部分でもあります。
ジェイの凄い所は、試合だけではなくニヤニヤして相手を煽る表情を作るのが上手だし、不意に場外にエスケープして相手の勢いを殺したり イライラさせたりするのが、非常に美味いのだと思います。
独特な色気もありますしね。
駆け引きが巧いと言うか、ジェイを簡単に例えるならエゲツナイ技を使うリック・フレアーといっても大袈裟ではない様な気もします
これは、誉めすぎですかね?
でもジェイは、まだ27歳と若く伸び代がまだまだ有るのが大きな強みであり 期待値が高過ぎる事が、総合的に見て 歴代バレットクラブのリーダーNo.1ではないかと言うのが僕の評価です。
これは完全に、個人の主観なので他の選手を推している方の気を悪くさせてしまったなら申し訳ありません。
ジェイを含めた歴代リーダーは、4人とも超一流レスラーなので、レベルの高い位置での比較なのは、間違い有りません。
でもジェイは、本当に凄い選手になりました。
いや これからもっと凄い選手になっていくと思います。