2020年
コロナ禍に揺れる日本で、プロレスも再開されるようになり 新日本プロレスでは、待望もG1クライマックスも開催されました。
その中でのサプライズは、来日は不可能と思われていた外国人勢の参戦
特にジェイ・ホワイトの参戦でしょう。
ジェイにとっては、G1出場はこれで3度目
初出場は、予選リーグ敗退
2度目は、準優勝
となれば 今回はもう優勝しかありません。
ジェイもバレットクラブのリーダーとして 今回こそはと G1に必勝を期して挑んだ開幕戦の相手は、鷹木信悟。
去年のG1で勝っている相手とはいえ一筋縄ではいかない強敵です。
試合に関しては、チョップやパンピングボンバーで何度もジェイをフッ飛ばして強さを見せつけたのは鷹木でしたが、細かい反則やインサイドワークを駆使して勝利したのは、ジェイ・ホワイトの方でした。
正面からのブツかり合いで負けた訳ではないので、鷹木は悔しいでしょうが、あれがジェイの闘い方。
ジェイからすれば 自分のスタイルで勝ったのだから完勝と言っても良い内容でしょう。
そして試合後に、ジェイは
「これはG1ではない。J1トーナメントだ」
と堂々と言ってのけました。
念の為に言っておきますが、かつてWARにあったJ1王座の事でも無ければ、サッカーの1部リーグの事でもありません。
「J1」とは間違いなくジェイ・ホワイトと掛けている物で、紛れも無く優勝宣言とも取れる言葉です。
これは優勝すると言う絶対的な自信と 自身のファイトスタイルに絶対的な誇りを持っているからこその言葉でしょう
「G1のGは後藤のG」と言う後藤洋央紀の言葉と若干被りますが、あの時の後藤ならばともかく今となっては、ジェイの言葉の方が説得力は抜群です。
(後藤にも頑張って欲しいけど)
これから毎年G1の度に、この言葉を使うのも良いと思います。
なんなら優勝して リング上で高らかに
「これはG1ではない。J1トーナメントだ」と叫ぶのも全然アリです。