棚橋弘至が新日本プロレスの新社長就任へ!

12月23日 衝撃的なニュースが、新日本プロレスが発表されました。

何と棚橋弘至が、新日本プロレス社長に就任!

 

さすがに、このニュースは衝撃的でしたね。

アントニオ猪木、坂口征二、藤波辰爾に続く4人目の選手・兼・社長になる訳ですが、個人的には素直に嬉しいし「おめでとうございます」と言いたいです。

しかし 棚橋の社長就任には、大きな期待と大きな不安があります。

 

確かに棚橋の新日本愛と これまでの貢献度を考えたら棚橋が、社長になるのもおかしくは無いと思います。 選手兼社長となったら永田裕志か棚橋弘至が適任だと思っていたので、いつかはそんな時が来るのでは?と思っていたのですが、それは「今では無い」と思っていましたから。

現時点での棚橋は、第一線から後退している感があるので、これから社長業までこなすとなると選手に専念も出来ないし、トレーニングも満足にできない事も多くなって来るでしょうから、棚橋が目標としているIWGP世界ヘビー級王者になる事は遠のいてしまった様な気がします。

棚橋の事だからそんな事は覚悟の上で、どちらも全力で取り組むんでしょうけど身体にも負担がかかり過ぎないかも心配な部分。

 

棚橋が社長になって良いと思うのは、プロレス団体というのはやはり選手有っての物だし、会社の顔が「団体を代表する選手」というのは、プロレス団体のイメージとしては良いと思います。

棚橋程のレスラーなら 他団体の選手にも顔が利くし信頼関係もあるので、プレイヤーならではの視点で他団体との交渉もまとまり易いかも知れません。

ノアなんかは、副社長が丸藤正道なので、選手としても強い信頼関係に結ばれている棚橋社長となら スムーズに行く事もあるでしょう。

 

とは言っても棚橋は、選手としては一流でも 経営者としては素人なので、これからは日々が勉強の毎日だろうし、幾つもの壁にブチ当たる事もあると思います。

優秀なブレーンが助力してくれれば良いのですが、判断を一つ誤るだけで会社が傾く事も充分に有り得る話なので、そこは一選手よりも難しいし部分だし責任も重大。

 

そういうリング外での苦労があるからこそ、二足の草鞋を履くのが難しいと感じる日がいずれ棚橋にもやってくるかも知れません。

コンディション云々の前に、もしかしたら棚橋がリングを降りる日が早まる様な気がして・・・そこは不安な部分です。

現実問題としては、本当はどちらかに専念した方が良いのは明白なんですけどね。

 

ただ選手に加えて社長業も並行してやって行く以上は、これまでは無かった事務作業や雑務などでトレーニングの時間は、確実に減るでしょう。

取引先との接待などで飲食も増えちゃうだろうし、差し当たって一番心配なのは、棚橋の腹筋が戻って来るのはいつになるのか分からないって事ですね。