今年もいよいよ夏が近づいてきて プロレス界の夏の風物詩G1クライマックスが近づいてきましたが、6月4日の大阪大会で遂に32名にも及ぶ全参加メンバーが明かされました。
オカダ・カズチカ(昨年度G1覇者)
内藤哲也
SANADA(IWGP世界ヘビー級王者)
ウィル・オスプレイ
棚橋弘至
デビッド・フィンレー(NEVER王者)
海野翔太
鷹木信悟
石井智宏
タマ・トンガ
タンガ・ロア
ヒクレオ
後藤洋央紀
YOSHI-HASHI
矢野通
KENTA(ストロング王者)
ザック・セイバーJr.(NJPW TV王者)
タイチ(KOPW王者)
エディ・キングストン
エル・ファンタズモ
成田蓮
EVIL
チェーズ・オーエンズ
ジェフ・コブ
グレート-O-カーン
アーロン・ヘナーレ
ゲイブリエル・キッド
アレックス・コグリン
シェイン・ヘイスト
マイキー・ニコルス
辻陽太
清宮海斗
史上最多のメンバーになる今年度のエントリー選手の中には、お馴染みの顔を中心に、初出場組としては凱旋して勢いに乗る海野、成田、辻。
加えてTMDKや 頭角を現しつつあるLA道場の卒業生らも名を連ねています。
正しく結果次第では、新日本の勢力図が激変する可能性を秘めた大会になるのは間違いないので、今から楽しみです(もう少し人数を絞っても言い様な気もしますが)
そして何と言っても 今回のエントリーで最も注目だったのは、ノアの清宮海斗でしょう。
発表時でも一番歓声が大きかったのが清宮だったように、今や普段は新日本しか観ないファンの間でも 一連のオカダとの抗争で、清宮の名前は知れ渡っています。
まぁ歓声が大きかったのは、2016年ぶりの丸藤正道と中嶋勝彦以来の他団体枠という事もありますが、それでもノアを代表する清宮クラスの選手がG1に出る事で、俄然大会の注目度は上がるという物です。
いくら現在は王座を落として身軽になったとはいえ、リスクを省みず大会出場を決めた本人と会社の決断には、脱帽です。
昨年にオカダに敗れた際に新日本出向を提案されたり、G1参戦が噂されていた事もありましたが、清宮はノアでの闘いを大事にしたいからと、新日本参戦には乗り気では無かった様なので、正直今回のG1参戦は驚きでした。
他団体枠があるとすれば、全日本の宮原健斗あたりだと思ってたんですけどね。(宮原もエース格の選手ですが)
清宮もノアを背負ってG1に出るからには、当然「優勝が最低条件」くらいの気持ちで乗り込んでくると思いますが、やはり狙うはオカダの首でしょう。
G1前にATでオカダとは対戦しますが、あちらは6人タッグなので、オカダへの屈辱を晴らすにはシングルしか無いだろうから、オカダ戦に照準を絞ってくるのは間違いないですね。
同じブロックに組み込まれるのか、共にリーグ戦を勝ち抜いて決勝で相対するのか、今回はすれ違いになるのかは分かりませんが、オカダvs清宮が楽しみな一方 清宮と他の選手との絡みも超刺激的。
清宮は新日本のトップ選手とは、オカダ以外とはシングルで当たった事がないので、どの組み合わせもドリームカードになるというのは、観ている側としては参戦を決断した清宮には感謝ですね。
ただひとつ 気になるのG1クライマックスの日程が7/15~8/13
ノアのN-1の日程が8/6~9/3
とG1後半戦とN-1前半戦の日程が、カブってるんですよね。
期間が同じというだけでなく 同じ日の大会も何回かはあるので、もしかして清宮はN-1不参加??
清宮のG1参加は素直に嬉しいですが、自分の所のリーグ戦を最優先でやって欲しいので、複雑な思いはあります。
清宮のG1公式戦は前半に集中すれば、調整は出来るかも知れませんが、両方同時参加は少しハード過ぎて怪我とかしてしまいそうですよね。
どうなるかは分かりませんが、いつもとは勝手が違う新日のリングで、いつもと違う新日の選手と戦うというだけで、普段は起こらないようなアクシデントが起こらないとも限りません。
まずは怪我なくG1を・・・
もしくはN-1との両方を無事に完走してくれる事を祈るばかりです。
今後の展開がどうなるにせよ 満をじした形でG1初出場を決めた清宮海斗には、期待感しかありません。