6月9日 両国国技館で新日本プロレス、全日本プロレス、ノアの日本マット界メジャー3団体によって開催されるオールスター大会「ALL TOGETHER(AT)」
2012年2月の仙台大会以来、11年4か月ぶりとなる訳ですが、やはり誰もが気になる所は、3団体の多くのスター選手を使って一体どんなカード編成となるのか? ここに尽きますね。
そして その第一弾として幾つかのカードが発表されました。
まずは、後藤洋央紀、YOSHI-HASHI、石井智宏vsマサ北宮、稲葉大樹、稲村愛輝
ATと言えば団体の垣根を越えた 混成タッグが多かった気がしますが、このカードに関しては新日本vsノアの対抗戦色が強いカードになってますね。
ここでの注目は稲村と石井の激突第2Rと、後藤とのぶつかり合いも楽しみです。
内藤哲也、鷹木信悟、BUSHIvs諏訪魔、安齊勇馬、永田裕志。
そして こちらのカードは、L・I・Jと諏訪魔&安齋と何故か永田を交えたトリオ。 ATの時点で永田が、まだ3冠王者であるかは分かりませんが、そこにも注目。
内藤&鷹木と諏訪魔の絡みというのも超刺激的です。
以前にタッグながらも内藤に完敗を喫した安齋は、内藤との再開を口にしていましたが、思ったより早い段階でその時はやって来ましたね。
さすがに一年にも満たないキャリアで、内藤を喰うのは無理でしょうが、若武者の奮闘には期待充分。
そして今大会の目玉とも言えるカードが、棚橋弘至、宮原健斗、清宮海斗vsオカダ・カズチカ、青柳優馬、拳王
これは各団体の顔を揃えた超豪華カード。
初対決も多くありますが、この顔ぶれでパッと目につくのは、オカダと清宮の再遭遇でしょうか? 正直早すぎる感はありますが、当の清宮は「オカダしか見えない」と言っている様に狙いは相変わらずオカダ一本。
それはそれで別に良いんですが、清宮はオカダにばかり気を取られていると青柳あたりに、足元を掬われかねないですけどね。 何にせよ年齢の近い清宮と青柳の間にも何かが生まれる可能性はあります。
棚橋と拳王
宮原とオカダ
この辺りの初対決も非常に気になる所で、このドリームカードをキッカケに今後のプロレス界に大きなドラマが生まれるかも知れません。
これだけの選手が1つのリングにあがるのだから、期待するなという方が無理ですよね。
11年4ヵ月ぶりのATは、コロナに苦しんできたプロレス界にとって完全復活の狼煙となる大きな打ち上げ花火。
大会の成功は勿論ですが、コロナ前に負けない位の熱を再び取り戻してくれる事を期待しています。